施工 コメンタール まとめ
施工 コメンタール
一級建築士 学科試験 施工
の重要ポイントを整理したものです。
知っておくべき基本事項、
および設計製図にも役立つものを念頭に整理しました。
1.1 施工計画・工程管理
1.2.1 現場管理
1.2.2 材料管理
1.2.3 申請・届出
1.3.1 地盤調査
1.3.2 仮設工事
1.3.3 土工事
1.3.4 基礎工事
1.3.5 鉄筋工事
1.3.6 型枠工事
1.3.7 コンクリート工事
1.3.8 鉄骨工事
1.3.9 プレキャスト鉄筋コンクリート工事
1.3.10 メーソンリー工事
1.3.11 防水工事
1.3.12 張り石工事
1.3.13 タイル工事
1.3.14 木工事
1.3.15 左官工事
1.3.16 カーテンウォール・ガラス工事
1.3.17 内装工事
1.3.18 塗装工事
1.3.19 改修工事
1.3.20 設備工事
ご活用下さい☆//
とっぴなイラストと語呂合わせで覚えやすい
原口さんシリーズ
「建築の施工」編


ゼロからはじめる建築の「施工」入門
一級建築士 学科試験 施工
の重要ポイントを整理したものです。
知っておくべき基本事項、
および設計製図にも役立つものを念頭に整理しました。
1.1 施工計画・工程管理
1.2.1 現場管理
1.2.2 材料管理
1.2.3 申請・届出
1.3.1 地盤調査
1.3.2 仮設工事
1.3.3 土工事
1.3.4 基礎工事
1.3.5 鉄筋工事
1.3.6 型枠工事
1.3.7 コンクリート工事
1.3.8 鉄骨工事
1.3.9 プレキャスト鉄筋コンクリート工事
1.3.10 メーソンリー工事
1.3.11 防水工事
1.3.12 張り石工事
1.3.13 タイル工事
1.3.14 木工事
1.3.15 左官工事
1.3.16 カーテンウォール・ガラス工事
1.3.17 内装工事
1.3.18 塗装工事
1.3.19 改修工事
1.3.20 設備工事
ご活用下さい☆//
とっぴなイラストと語呂合わせで覚えやすい
原口さんシリーズ
「建築の施工」編
ゼロからはじめる建築の「施工」入門
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施工 コメント 設備工事
1.3.20 設備工事
重要ポイント
1.設備工事
(1)電気設備工事
①避雷設備
避雷針:高さ20mを超える建築物には、原則として、
避雷針を設けなければならない。
②耐火構造などの防火区画の貫通
配電管、給水管などの管が
耐火構造などの防火区画を貫通する場合、
その管と耐火構造などの防火区画とのすき間を
モルタルなどの不燃材料で埋めなければならない。
(2)空調設備工事
①防火ダンパーの規定
・ダンパー及びダンパーと防火区画との間のダクトは
厚さ 1.5mm以上の鉄板で作る。
・火災・誤作動後などの復旧のため、
450mm角以上の天井点検口を設ける。
②自然換気の場合の給気口の位置
・給気口は、居室の天井高さの1/2以下の位置に設ける
③煙感知器の取付け場所
煙感知器は、火災の際、煙を感知し、
火災が広がるのを防ぐ装置に連動するものだが、
煙は、吸込口(排気口)に向かって流れるため、
吸込口(排気口)の近くの位置、または、
吸出口(給気口)から 1.5m以上離れた位置に設ける
(3)給水設備工事
①給気配管
ウォーターハンマーの発生する恐れのある配管には
エアチャンバーなどの防止機具を取付ける。
②受水槽
・建築物の部分からタンクの天井までは 1m 以上、
底または周壁までは、600mm以上離す。
・受水槽の有効容量が、2m3以上の場合は、
通気装置を設ける。
(4)排水設備工事
①排水横管の施工
勾配は、管が太いものの方が、
細いものに比べて小さくできる
②排水トラップ
・封水深さは、50〜100mmとする。
・二重トラップとならないように設ける。
③雨水桝
「ため桝」によることを標準とし、
ふたはマンホールふた、または格子ふたとする。
④トラップ桝
雨水排水管(雨水排水立て管を除く)を
汚水排水のための配管設備に連結する場合において
当該雨水排水管に排水トラップを設ける。
(5)ガス設備工事
①ガス漏れ検知器の位置
・換気口の空気の吹出口から 1.5m以内の場所、
ガス燃焼器の廃ガスに触れやすい場所などには設けない。
・都市ガスの検知器の下端は、
天井面の下方 30㎝以内の位置に設け、
プロパンガスの検知器の上端は、
床面の上方 30㎝以内の位置に設ける。
②ガス配管の試験
ガス配管の工事完了後、
最高使用圧力の 1.1倍以上の圧力をかけて、
気密試験を行う。
(6)エレベーター
①一般の規定
・給水・排水などの配管設備は、
エレベーターの昇降路に設けない。
ただし、エレベーターに必要な配管設備や
地震時においても
エレベーターの機能に支障が生じないものとして、
国土交通大臣の認定を受けたものは、
この限りではない。
・出入口の床先とかごの床先との水平距離は、
4㎝以下とする。
②非常用エレベーター
・高層建築物の火災の際、消防隊が使用するエレベーター
・一般的には、はしご車が届かないと考えられる
高さ31mを超える建築物に設ける。
・乗降ロビーの天井および壁の室内に面する部分は、
下地、仕上げとも不燃材料で造る。
また、予備電源を有する証明設備を設ける。
(7)消火設備
①スプリンクラー設備
・スプリンクラーに用いる配管材料は、
水道用亜鉛めっき鋼管、配管用炭素鋼鋼管、
圧力配管用炭素鋼鋼管などを用いる。
②消防用水
・消防用水は、消防ポンプ自動車が
2m以内に接近できるように設ける。
*消防設備は、
ご存知、建築消防 advice と建築物の防火避難規定の解説(キミボン)
最新のものを参照ください。


建築消防advice2018


建築物の防火避難規定の解説2016
重要ポイント
1.設備工事
(1)電気設備工事
①避雷設備
避雷針:高さ20mを超える建築物には、原則として、
避雷針を設けなければならない。
②耐火構造などの防火区画の貫通
配電管、給水管などの管が
耐火構造などの防火区画を貫通する場合、
その管と耐火構造などの防火区画とのすき間を
モルタルなどの不燃材料で埋めなければならない。
(2)空調設備工事
①防火ダンパーの規定
・ダンパー及びダンパーと防火区画との間のダクトは
厚さ 1.5mm以上の鉄板で作る。
・火災・誤作動後などの復旧のため、
450mm角以上の天井点検口を設ける。
②自然換気の場合の給気口の位置
・給気口は、居室の天井高さの1/2以下の位置に設ける
③煙感知器の取付け場所
煙感知器は、火災の際、煙を感知し、
火災が広がるのを防ぐ装置に連動するものだが、
煙は、吸込口(排気口)に向かって流れるため、
吸込口(排気口)の近くの位置、または、
吸出口(給気口)から 1.5m以上離れた位置に設ける
(3)給水設備工事
①給気配管
ウォーターハンマーの発生する恐れのある配管には
エアチャンバーなどの防止機具を取付ける。
②受水槽
・建築物の部分からタンクの天井までは 1m 以上、
底または周壁までは、600mm以上離す。
・受水槽の有効容量が、2m3以上の場合は、
通気装置を設ける。
(4)排水設備工事
①排水横管の施工
勾配は、管が太いものの方が、
細いものに比べて小さくできる
②排水トラップ
・封水深さは、50〜100mmとする。
・二重トラップとならないように設ける。
③雨水桝
「ため桝」によることを標準とし、
ふたはマンホールふた、または格子ふたとする。
④トラップ桝
雨水排水管(雨水排水立て管を除く)を
汚水排水のための配管設備に連結する場合において
当該雨水排水管に排水トラップを設ける。
(5)ガス設備工事
①ガス漏れ検知器の位置
・換気口の空気の吹出口から 1.5m以内の場所、
ガス燃焼器の廃ガスに触れやすい場所などには設けない。
・都市ガスの検知器の下端は、
天井面の下方 30㎝以内の位置に設け、
プロパンガスの検知器の上端は、
床面の上方 30㎝以内の位置に設ける。
②ガス配管の試験
ガス配管の工事完了後、
最高使用圧力の 1.1倍以上の圧力をかけて、
気密試験を行う。
(6)エレベーター
①一般の規定
・給水・排水などの配管設備は、
エレベーターの昇降路に設けない。
ただし、エレベーターに必要な配管設備や
地震時においても
エレベーターの機能に支障が生じないものとして、
国土交通大臣の認定を受けたものは、
この限りではない。
・出入口の床先とかごの床先との水平距離は、
4㎝以下とする。
②非常用エレベーター
・高層建築物の火災の際、消防隊が使用するエレベーター
・一般的には、はしご車が届かないと考えられる
高さ31mを超える建築物に設ける。
・乗降ロビーの天井および壁の室内に面する部分は、
下地、仕上げとも不燃材料で造る。
また、予備電源を有する証明設備を設ける。
(7)消火設備
①スプリンクラー設備
・スプリンクラーに用いる配管材料は、
水道用亜鉛めっき鋼管、配管用炭素鋼鋼管、
圧力配管用炭素鋼鋼管などを用いる。
②消防用水
・消防用水は、消防ポンプ自動車が
2m以内に接近できるように設ける。
*消防設備は、
ご存知、建築消防 advice と建築物の防火避難規定の解説(キミボン)
最新のものを参照ください。
建築消防advice2018
建築物の防火避難規定の解説2016
施工 コメント 改修工事
1.3.19 改修工事
重要ポイント
1.防水改修工事
①ルーフドレイン回りの処理
防水層および保護層の撤去端部は、
既存の防水層や保護層を含め、
ポリマーセメントモルタルで勾配1/2程度に仕上げる
2.外壁改修工事
(1)コンクリート打放し仕上げ外壁の改修
①樹脂注入工法
・自動式低圧エポキシ樹脂注入工法
・手動式エポキシ樹脂注入工法
・機械式エポキシ樹脂注入工法
② Uカットシール材充てん工法
(2)モルタル塗り仕上げ外壁の改修
①浮き部改修工事
・アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法
浮き部分に対するアンカーピン本数は、
一般部 16本/㎡
指定部分 25本/㎡
とする。
*指定部分:
見上げ面、ひさしのはな、まぐさ隅角部
②モルタル塗替え工法
・総塗り厚が 25mm以上になる場合は、
ステンレス製アンカーピンを打ち込み、
ステンレス製ラスを張るか、
溶接金網、ネットなどを取付け
安全性を確保した上でモルタルを塗り付ける。
(3)タイル張り仕上げ外壁の改修
①タイル張りの撤去
タイル張り仕上げを撤去してひび割れ部分を改修する場合は、
ひび割れ周辺をダイヤモンドカッターなどで
健全部分と縁を切って損傷が拡大しないように
タイル目地に沿って切り込む。
②エポキシ樹脂注入工法
③Uカットシール材充てん工法
④タイル部分張替え工法
3.耐震改修工事
(1)現場打ち鉄筋コンクリート壁の増設
①既存部分の処理
打継ぎ面となる範囲の既存構造体コンクリート面に
目荒しを行う。
②鉄筋の加工および組立て
既存部との取合い部分には、割裂補強筋を設ける。
③コンクリートの打込み
・打込み区画は、1壁ごととし、
原則として、打継ぎはしない。
・流し込み工法:
型枠の上部から重力を利用して流し込む工法。
打込み高さが高い場合は、2段以上に配置する。
・圧入工法:
コンクリートポンプなどの圧送力を利用して、
高流動コンクリートを直接圧入して打設する工法。
型枠下部には、鉄筋などが圧入の障害とならない位置に
圧入孔管を設ける。
打込み高さが高い場合は、2段以上に配置する。
型枠上部には、空気抜き孔やオーバーフロー管を設ける。
オーバーフロー管の流出先の高さは、
必ずコンクリートの圧入高さより高くし、
既存ばりの下端の高さより5~10㎝程度高くする。
(2)鉄骨ブレースの設置工事
①既存躯体との取合い
・既存部との取合い部分には、
割裂補強筋(スパイラル筋、フープ筋、はしご筋など)
を設ける。
割裂補強筋は、鉄骨ブレース設置後、
既存躯体と鉄骨ブレース枠の間に
アンカー筋とスタッドを交互に縫うように
全周にわたって配置する。
(3)柱補強工事
①溶接金網巻き工法および溶接閉鎖フープ巻き工法
・既存柱の外周部を
60~150mm程度の厚さの鉄筋コンクリート
または鉄筋補強モルタルで巻き立てする補強する工法
・コンクリートおよび構造体用モルタルの打込みは、
流込み工法と圧入工法がある。
・流込み工法の1回の打込み高さは 1m程度とし、
1回ごとに締固めを行う。
・RC巻き立て補強において、
柱の変更能力の向上のみを図る場合は、
曲げ耐力の上昇を防ぎながら
せん断耐力を向上させる目的で、
床上とはり下に 30~50mm程度のスリットを設ける。
②鋼板系巻き立て補強
・鋼板巻き工法
厚さ4.5〜9mmの薄鋼板を角形や円形に巻いて、
すき間に高流動モルタルを充填する。
鋼板の形状は円形または角形とし、角形の場合は、
角部に半径が板厚の3倍以上のアールを設ける。
・帯巻き工法
③連続繊維補強工法
・柱の隅角部は半径20〜30mmのR面取りとする。
・一般には、
炭素繊維シートを、エポキシ樹脂を含浸させながら
柱の周囲に巻きつける。
・炭素繊維シートの重ね長さは母材破断を確保できる長さとし、
200mm以上とする。
また、重ね位置は各面に分散させる。
重要ポイント
1.防水改修工事
①ルーフドレイン回りの処理
防水層および保護層の撤去端部は、
既存の防水層や保護層を含め、
ポリマーセメントモルタルで勾配1/2程度に仕上げる
2.外壁改修工事
(1)コンクリート打放し仕上げ外壁の改修
①樹脂注入工法
・自動式低圧エポキシ樹脂注入工法
・手動式エポキシ樹脂注入工法
・機械式エポキシ樹脂注入工法
② Uカットシール材充てん工法
(2)モルタル塗り仕上げ外壁の改修
①浮き部改修工事
・アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法
浮き部分に対するアンカーピン本数は、
一般部 16本/㎡
指定部分 25本/㎡
とする。
*指定部分:
見上げ面、ひさしのはな、まぐさ隅角部
②モルタル塗替え工法
・総塗り厚が 25mm以上になる場合は、
ステンレス製アンカーピンを打ち込み、
ステンレス製ラスを張るか、
溶接金網、ネットなどを取付け
安全性を確保した上でモルタルを塗り付ける。
(3)タイル張り仕上げ外壁の改修
①タイル張りの撤去
タイル張り仕上げを撤去してひび割れ部分を改修する場合は、
ひび割れ周辺をダイヤモンドカッターなどで
健全部分と縁を切って損傷が拡大しないように
タイル目地に沿って切り込む。
②エポキシ樹脂注入工法
③Uカットシール材充てん工法
④タイル部分張替え工法
3.耐震改修工事
(1)現場打ち鉄筋コンクリート壁の増設
①既存部分の処理
打継ぎ面となる範囲の既存構造体コンクリート面に
目荒しを行う。
②鉄筋の加工および組立て
既存部との取合い部分には、割裂補強筋を設ける。
③コンクリートの打込み
・打込み区画は、1壁ごととし、
原則として、打継ぎはしない。
・流し込み工法:
型枠の上部から重力を利用して流し込む工法。
打込み高さが高い場合は、2段以上に配置する。
・圧入工法:
コンクリートポンプなどの圧送力を利用して、
高流動コンクリートを直接圧入して打設する工法。
型枠下部には、鉄筋などが圧入の障害とならない位置に
圧入孔管を設ける。
打込み高さが高い場合は、2段以上に配置する。
型枠上部には、空気抜き孔やオーバーフロー管を設ける。
オーバーフロー管の流出先の高さは、
必ずコンクリートの圧入高さより高くし、
既存ばりの下端の高さより5~10㎝程度高くする。
(2)鉄骨ブレースの設置工事
①既存躯体との取合い
・既存部との取合い部分には、
割裂補強筋(スパイラル筋、フープ筋、はしご筋など)
を設ける。
割裂補強筋は、鉄骨ブレース設置後、
既存躯体と鉄骨ブレース枠の間に
アンカー筋とスタッドを交互に縫うように
全周にわたって配置する。
(3)柱補強工事
①溶接金網巻き工法および溶接閉鎖フープ巻き工法
・既存柱の外周部を
60~150mm程度の厚さの鉄筋コンクリート
または鉄筋補強モルタルで巻き立てする補強する工法
・コンクリートおよび構造体用モルタルの打込みは、
流込み工法と圧入工法がある。
・流込み工法の1回の打込み高さは 1m程度とし、
1回ごとに締固めを行う。
・RC巻き立て補強において、
柱の変更能力の向上のみを図る場合は、
曲げ耐力の上昇を防ぎながら
せん断耐力を向上させる目的で、
床上とはり下に 30~50mm程度のスリットを設ける。
②鋼板系巻き立て補強
・鋼板巻き工法
厚さ4.5〜9mmの薄鋼板を角形や円形に巻いて、
すき間に高流動モルタルを充填する。
鋼板の形状は円形または角形とし、角形の場合は、
角部に半径が板厚の3倍以上のアールを設ける。
・帯巻き工法
③連続繊維補強工法
・柱の隅角部は半径20〜30mmのR面取りとする。
・一般には、
炭素繊維シートを、エポキシ樹脂を含浸させながら
柱の周囲に巻きつける。
・炭素繊維シートの重ね長さは母材破断を確保できる長さとし、
200mm以上とする。
また、重ね位置は各面に分散させる。
施工 コメント 塗装工事
1.3.18 塗装工事
重要ポイント
1.材料の取扱い
①塗装材料は、開封しないままで現場に搬入する。
②上塗り用の塗装は、原則として、製造所において
指定された色およびつやに調整されたものとする。
使用量が少ない場合は工事監理者の承認により、
同一製造所の同種塗料に限って工事現場で
調色することができる。
2.気象および環境
①気温が5℃未満の場合は、作業を中止する。
②湿度が 85%以上の場合は、作業を中止する。
③降雨のおそれがある場合は、作業を中止する。
特に、コンクリート下地・モルタル下地の場合、
表面含水率は10%以下とする。
④強い風が吹いている場合は、作業を中止する。
3.塗装の種類と適用素地


①鉄面の合成樹脂調合ペイント塗りの下塗り塗料には
錆止めペイント、中塗り・上塗り塗料には
合成樹脂調合ペイントを用いる。
②エッチングプライマーは、
亜鉛めっき鋼の素地調整に用いる。
重要ポイント
1.材料の取扱い
①塗装材料は、開封しないままで現場に搬入する。
②上塗り用の塗装は、原則として、製造所において
指定された色およびつやに調整されたものとする。
使用量が少ない場合は工事監理者の承認により、
同一製造所の同種塗料に限って工事現場で
調色することができる。
2.気象および環境
①気温が5℃未満の場合は、作業を中止する。
②湿度が 85%以上の場合は、作業を中止する。
③降雨のおそれがある場合は、作業を中止する。
特に、コンクリート下地・モルタル下地の場合、
表面含水率は10%以下とする。
④強い風が吹いている場合は、作業を中止する。
3.塗装の種類と適用素地


①鉄面の合成樹脂調合ペイント塗りの下塗り塗料には
錆止めペイント、中塗り・上塗り塗料には
合成樹脂調合ペイントを用いる。
②エッチングプライマーは、
亜鉛めっき鋼の素地調整に用いる。
施工 コメント 内装工事
1.3.17 内装工事
重要ポイント
1.床
①(合成高分子系)床タイル
床タイルの張り付けにあたっては、接着剤は、
所定のくし目ごてを用いて下地面に均一に塗布する。
②床シート(長尺シート)
施工に先立って、温度20℃以上の室温にて敷きのばし、
24時間以上放置して巻きぐせをとる。
③床タイル・床シートの注意点
・湿気のおそれのある床には、
エポキシ樹脂系またはウレタン樹脂系接着剤を用いる。
・室温5℃以下では接着剤は硬化せず、
また、割れやすくなるので、温度管理に配慮する。
・所定のオープンタイム
(接着剤を塗った後、材料を張るまでの時間)
をとり、溶剤の揮発を適切に行い、張り付ける。
・接着剤のオープンタイムは、
温度・湿度によって大きく左右されるので、
季節によって調整が必要である。
夏期に比べて、冬期の方が長くなる。
④フローリング
・フローリング類の割付けは、室の中足から両側へ張り進める。
割付けが半端になる場合は、
壁際の見え隠れとなる場所で行う。
・フローリング類は木質材であり、
湿度の変化によって膨張収縮するため、
巾木、敷居などとの取り合い部ではエキスパンションをとる。
2.壁・天井
①鋼製天井下地の工法
・吊りボルトは、周囲は壁際から150mm以内に配置し、
間隔は900mm程度とする。
・ダクトなどに吊りボルトを溶接しない。
・天井ふところが1500mm以上ある場合には、
縦横間隔 1800mm程度に吊りボルトの振止め補強を行う。
【 特定天井の規定 】
3.石こうボード
①化粧石こうボード
穴あけ作業は、化粧面から行う。
②シージング石こうボード
室内の多湿箇所に使用する。
小口や切断面には、防水処理をする。
(アクリル系シーラーなど)
重要ポイント
1.床
①(合成高分子系)床タイル
床タイルの張り付けにあたっては、接着剤は、
所定のくし目ごてを用いて下地面に均一に塗布する。
②床シート(長尺シート)
施工に先立って、温度20℃以上の室温にて敷きのばし、
24時間以上放置して巻きぐせをとる。
③床タイル・床シートの注意点
・湿気のおそれのある床には、
エポキシ樹脂系またはウレタン樹脂系接着剤を用いる。
・室温5℃以下では接着剤は硬化せず、
また、割れやすくなるので、温度管理に配慮する。
・所定のオープンタイム
(接着剤を塗った後、材料を張るまでの時間)
をとり、溶剤の揮発を適切に行い、張り付ける。
・接着剤のオープンタイムは、
温度・湿度によって大きく左右されるので、
季節によって調整が必要である。
夏期に比べて、冬期の方が長くなる。
④フローリング
・フローリング類の割付けは、室の中足から両側へ張り進める。
割付けが半端になる場合は、
壁際の見え隠れとなる場所で行う。
・フローリング類は木質材であり、
湿度の変化によって膨張収縮するため、
巾木、敷居などとの取り合い部ではエキスパンションをとる。
2.壁・天井
①鋼製天井下地の工法
・吊りボルトは、周囲は壁際から150mm以内に配置し、
間隔は900mm程度とする。
・ダクトなどに吊りボルトを溶接しない。
・天井ふところが1500mm以上ある場合には、
縦横間隔 1800mm程度に吊りボルトの振止め補強を行う。
【 特定天井の規定 】
3.石こうボード
①化粧石こうボード
穴あけ作業は、化粧面から行う。
②シージング石こうボード
室内の多湿箇所に使用する。
小口や切断面には、防水処理をする。
(アクリル系シーラーなど)