商業施設 売り場の色彩
商業施設における売場の色彩
ボキャブラリー
・マーチャンダイジング(MD):
品揃えのための活動
・ビジュアルマーチャンダイジング(VMD):
「視覚的演出効果」
店頭の商品が、お客様にとって見やすく
選びやすく、買いやすく感じるように
売リ場の「見た目」を重視し演出すること
・マーチャンダイジングプレゼンテーションスタンダード(MPS):
VMDを実現した実際の店舗空間の
各コーナーでの商品陳列システムのこと
MPSの色彩
売り場の各コーナーを
大きく3つに分けて考える
①VP:ビジュアルプレゼンテーション
ショーウィンドウ、メインステージなど
(役割)
商品のテーマカラーやイメージカラーを使い
顧客が入りやすくなるような
「誘目性の高い」ディスプレイを行う
②PP:ポイントオブバーチェストポイント
壁面、棚什器上部
(役割)
商品のコーディネート例など顧客への提案を
実際の配色で行う
店内のアクセントカラーになる
③IP:アイテムプレゼンテーション
ハンガーーラック、陳列棚など
(役割)顧客が選びやすく、見やすいように
商品を色彩によって分類する
(IPにおける代表的な配色の手法)
・フェイスアウト(face out)
手前から奥へ並べる
手前から奥へ、
高明度→低明度のグラデーション
或は、進出色→後退色を配する
・ショルダーアウト(shoulder out)
横に並べる
色相のグラデーションか、
寒色〜中間色〜暖色〜中間色〜寒色
の順に並べる
・フォールテッド(foided)
畳んで並べる
色相・トーンのグラデーション
色相が離れた商品の場合、
上に高明度色、進出色を配する
以上、参考まで
ボキャブラリー
・マーチャンダイジング(MD):
品揃えのための活動
・ビジュアルマーチャンダイジング(VMD):
「視覚的演出効果」
店頭の商品が、お客様にとって見やすく
選びやすく、買いやすく感じるように
売リ場の「見た目」を重視し演出すること
・マーチャンダイジングプレゼンテーションスタンダード(MPS):
VMDを実現した実際の店舗空間の
各コーナーでの商品陳列システムのこと
MPSの色彩
売り場の各コーナーを
大きく3つに分けて考える
①VP:ビジュアルプレゼンテーション
ショーウィンドウ、メインステージなど
(役割)
商品のテーマカラーやイメージカラーを使い
顧客が入りやすくなるような
「誘目性の高い」ディスプレイを行う
②PP:ポイントオブバーチェストポイント
壁面、棚什器上部
(役割)
商品のコーディネート例など顧客への提案を
実際の配色で行う
店内のアクセントカラーになる
③IP:アイテムプレゼンテーション
ハンガーーラック、陳列棚など
(役割)顧客が選びやすく、見やすいように
商品を色彩によって分類する
(IPにおける代表的な配色の手法)
・フェイスアウト(face out)
手前から奥へ並べる
手前から奥へ、
高明度→低明度のグラデーション
或は、進出色→後退色を配する
・ショルダーアウト(shoulder out)
横に並べる
色相のグラデーションか、
寒色〜中間色〜暖色〜中間色〜寒色
の順に並べる
・フォールテッド(foided)
畳んで並べる
色相・トーンのグラデーション
色相が離れた商品の場合、
上に高明度色、進出色を配する
以上、参考まで
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一級建築士 建築計画 コメンタール
一級建築士 建築計画 コメンタール
< 重要ポイント >
一級建築士 学科試験 建築計画の
重要ポイントを整理したものです。
知っておくべき基本事項、
および設計製図にも役立つものを
念頭に整理しました。
§1.都市計画・マネジメント
§2.居住施設
§3.学校教育施設
§4.社会教育施設
§5.医療施設
§6.高齢者施設
§7.商業施設
§8.細部計画
§9.防災・避難
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計画 コメンタール 防災・避難
建築計画 コメンタール
■■ 重要ポイント ■■
§9.防災・避難
1.防火・防災計画
①2方向避難の確保が重要
但し、消防による解釈と建築基準法による
解釈は異なるので注意が必要
②エレベーター、エスカレーターを
避難経路としてはならない。
③建物の防火・防災性を高めるには、
防火区画を細分化して防火区画の面積を小さくする
④庇、バルコニーは上階への延焼防止に有効。
スパンドレル部分(上下間の層間)も
層間区画 1.0m必要。
外壁、ガラスカーテンウォールの場合は注意
⑤横長の窓は縦長の窓に比べ、
噴出する火炎が外壁から離れにくく、
上階への延焼の危険性が高い。
2.避難計画
①日常使用する動線を利用して避難できるようにする
上階からの避難階への階段と
下階からの避難階への階段を
連続させてはならない。
②避難計算用在館者密度:
百貨店、スーパーマーケットの売場:0.5人/m2
事務室:0.125人/m2
③群集歩行速度:
・群集密度 1.5人/m2の時 1.0m/sec
群集密度が大きくなると歩行速度は遅くなる。
④煙の流動速度:
水平方向:0.5~1.0m/sec、垂直方向 3.0〜5.0m/sec
⑤避難安全検証法:
火災時の避難行動、煙の状況を予測し、
建築物の避難安全に関する性能を検証する
性能基準による検討方法。
階避難安全検証法と全館避難安全検証法がある。
(基本的な考え方)
室内の煙の降下速度よりも
室内にいる全ての人が避難を完了すること
3.防煙・排煙
①排煙口は防煙区画の各部から水平距離で30m以内
になる位置に設ける。
②排煙口には、手動解放装置を設ける。
③電源を要する排煙設備には、
予備電源(30分以上継続)を設ける。
④加圧防煙システム:
火災時に出火した居室を排煙すると同時に、
付室に新鮮空気を加圧して、
避難方向と逆方向の煙の流れをつくり、
避難経路への煙の侵入を防ぐシステム。

⑤天井チャンバー方式の防煙垂れ壁は、
垂れ壁の下端が天井面から25㎝以上。
4.避難階段と特別避難階段
①特別避難階段は、
屋内から付室あるいはバルコニーを経て
階段室に至る構造でなければならない。
②特別避難階段の付室は、
避難時に階段室への煙の侵入を防止し、
また、階段室へ人が一気に流れ込んで将棋倒しなど
にならないように緩衝する役目がある。
③避難階段に通じる出入口の幅は、
避難時に人の流れをコントロールするため、
階段の有効幅と同じとするか、
有効幅よりやや狭くする。
④特別避難階段では、
廊下から付室に入る扉と付室から階段室に入る扉
との距離が遠い程、
人の流れのコントロールや煙の侵入に対して
効果がある。

5.内装制限
①内装制限をすることにより、
フラッシュオーバーまでの時間を長くでき、
初期消火に有効。
(フラッシュオーバー以前の段階で消火すること)
床は内装制限から除かれている。
②木材の出火危険温度:
着火点260℃、発火点400〜450℃
■■ 重要用語 ■■
□天井チャンバー方式
天井面に特別な排煙口を設けずに、
天井懐内に設けた吸込口より機械排煙を行う方式。
□火災荷重 [ kg/m2 ]
単位面積当たりの可燃物量を、
同じ発熱量をもつ木材の重さに換算したもの。
この値が小さい程、
燃えやすいものが室内に少ないことを示す。
□フラッシュオーバー現象
燃焼による可燃ガスが室の上部に溜まり、
そのガスが一定の温度と濃度になると、
急激な爆発的燃焼を起こす現象。
■■ 重要ポイント ■■
§9.防災・避難
1.防火・防災計画
①2方向避難の確保が重要
但し、消防による解釈と建築基準法による
解釈は異なるので注意が必要
②エレベーター、エスカレーターを
避難経路としてはならない。
③建物の防火・防災性を高めるには、
防火区画を細分化して防火区画の面積を小さくする
④庇、バルコニーは上階への延焼防止に有効。
スパンドレル部分(上下間の層間)も
層間区画 1.0m必要。
外壁、ガラスカーテンウォールの場合は注意
⑤横長の窓は縦長の窓に比べ、
噴出する火炎が外壁から離れにくく、
上階への延焼の危険性が高い。
2.避難計画
①日常使用する動線を利用して避難できるようにする
上階からの避難階への階段と
下階からの避難階への階段を
連続させてはならない。
②避難計算用在館者密度:
百貨店、スーパーマーケットの売場:0.5人/m2
事務室:0.125人/m2
③群集歩行速度:
・群集密度 1.5人/m2の時 1.0m/sec
群集密度が大きくなると歩行速度は遅くなる。
④煙の流動速度:
水平方向:0.5~1.0m/sec、垂直方向 3.0〜5.0m/sec
⑤避難安全検証法:
火災時の避難行動、煙の状況を予測し、
建築物の避難安全に関する性能を検証する
性能基準による検討方法。
階避難安全検証法と全館避難安全検証法がある。
(基本的な考え方)
室内の煙の降下速度よりも
室内にいる全ての人が避難を完了すること
3.防煙・排煙
①排煙口は防煙区画の各部から水平距離で30m以内
になる位置に設ける。
②排煙口には、手動解放装置を設ける。
③電源を要する排煙設備には、
予備電源(30分以上継続)を設ける。
④加圧防煙システム:
火災時に出火した居室を排煙すると同時に、
付室に新鮮空気を加圧して、
避難方向と逆方向の煙の流れをつくり、
避難経路への煙の侵入を防ぐシステム。

⑤天井チャンバー方式の防煙垂れ壁は、
垂れ壁の下端が天井面から25㎝以上。
4.避難階段と特別避難階段
①特別避難階段は、
屋内から付室あるいはバルコニーを経て
階段室に至る構造でなければならない。
②特別避難階段の付室は、
避難時に階段室への煙の侵入を防止し、
また、階段室へ人が一気に流れ込んで将棋倒しなど
にならないように緩衝する役目がある。
③避難階段に通じる出入口の幅は、
避難時に人の流れをコントロールするため、
階段の有効幅と同じとするか、
有効幅よりやや狭くする。
④特別避難階段では、
廊下から付室に入る扉と付室から階段室に入る扉
との距離が遠い程、
人の流れのコントロールや煙の侵入に対して
効果がある。

5.内装制限
①内装制限をすることにより、
フラッシュオーバーまでの時間を長くでき、
初期消火に有効。
(フラッシュオーバー以前の段階で消火すること)
床は内装制限から除かれている。
②木材の出火危険温度:
着火点260℃、発火点400〜450℃
■■ 重要用語 ■■
□天井チャンバー方式
天井面に特別な排煙口を設けずに、
天井懐内に設けた吸込口より機械排煙を行う方式。
□火災荷重 [ kg/m2 ]
単位面積当たりの可燃物量を、
同じ発熱量をもつ木材の重さに換算したもの。
この値が小さい程、
燃えやすいものが室内に少ないことを示す。
□フラッシュオーバー現象
燃焼による可燃ガスが室の上部に溜まり、
そのガスが一定の温度と濃度になると、
急激な爆発的燃焼を起こす現象。
計画 コメンタール 細部計画
建築計画 コメンタール
■■ 重要ポイント ■■
§8.細部計画
1.階段と手すり
①階段のけあげと踏面の関係は、
2R + T ≒ 60㎝ が昇りやすいとされる。
( R:けあげ、T:踏面)
用途により、建築基準法により規定されている。
②階段の最も一般的な階段の勾配は30~35° 程度
③手すりの高さは、
踏面の先端から成人の場合80~85㎝程度。
幼児または高齢者対策として
60~65㎝程度のものを設け、
二段手すりとすることもある。
2.高齢者・身体障害者への対応
1)車いす使用者への対応

2)視覚障害者への対応
①通路の側方突出物は、高さ65㎝以上の部分に設ける場合、
奥行きは10㎝以下が望ましい。
②通路の床に段差がある場合は、
床材の色を変えたり、明度差を大きくする。
③階段の手すりの高さは、
踏面の先端から80~85㎝程度とし、連続性を確保する。
④階段の終始点から20~30㎝程度離れた位置や、
エレベーターの乗降ロビーの操作ボタンの全面床に、
視覚障害者誘導ブロックを設ける。
誘導ブロックは、周囲との輝度比を大きくする。
3.モデュール
①モデュール:
建築の工業生産化の中で、
材料、部品生産から設計、施工に至るまでの
寸法の秩序を定めるために決めれた寸法体系。
②モデュラーコーディネーション(モデュラー割):
仕事の合理化などを目的として、
建築および建築各部の寸法を調整して、
モデュールが当てはまるように空間を計画・構成すること。
4.開口部
1)ガラスの種類
①日射遮蔽性:
熱線吸収ガラス、熱線反射ガラス、Low-Eガラス
②断熱性:複層ガラス、Low-Eガラス
③防火性:網入りガラス、耐熱強化ガラス
④耐衝撃性:強化ガラス、耐熱強化ガラス
⑤安全性:合わせガラス
2)窓の種類

■■ 重要用語 ■■
□モビリティハウス
車いす使用者や歩行困難者が、
安全かつスムーズに日常生活ができるように、
・「玄関などへのアクセスが可能」
・「通路幅の確保」
・「段差の解消」
の3つの基本条件を満たした住宅。
□アジャスタブルハウス
車いす使用者などの個々の障害に対応するため、
可変間仕切や上下可動の衛生設備等を備えた住宅
□ハーフウェイハウス
精神障害者や身体障害者などが、
病院治療終了後に日常生活に復帰するための
支援・訓練を受ける施設
□オープンジョイント
カーテンウォール接合部内部に、
外気と室内の圧力差による雨水の侵入を防止するための
等圧空間を設け、
雨仕切、気密層と組み合わせたジョイント方式。
■■ 重要ポイント ■■
§8.細部計画
1.階段と手すり
①階段のけあげと踏面の関係は、
2R + T ≒ 60㎝ が昇りやすいとされる。
( R:けあげ、T:踏面)
用途により、建築基準法により規定されている。
②階段の最も一般的な階段の勾配は30~35° 程度
③手すりの高さは、
踏面の先端から成人の場合80~85㎝程度。
幼児または高齢者対策として
60~65㎝程度のものを設け、
二段手すりとすることもある。
2.高齢者・身体障害者への対応
1)車いす使用者への対応

2)視覚障害者への対応
①通路の側方突出物は、高さ65㎝以上の部分に設ける場合、
奥行きは10㎝以下が望ましい。
②通路の床に段差がある場合は、
床材の色を変えたり、明度差を大きくする。
③階段の手すりの高さは、
踏面の先端から80~85㎝程度とし、連続性を確保する。
④階段の終始点から20~30㎝程度離れた位置や、
エレベーターの乗降ロビーの操作ボタンの全面床に、
視覚障害者誘導ブロックを設ける。
誘導ブロックは、周囲との輝度比を大きくする。
3.モデュール
①モデュール:
建築の工業生産化の中で、
材料、部品生産から設計、施工に至るまでの
寸法の秩序を定めるために決めれた寸法体系。
②モデュラーコーディネーション(モデュラー割):
仕事の合理化などを目的として、
建築および建築各部の寸法を調整して、
モデュールが当てはまるように空間を計画・構成すること。
4.開口部
1)ガラスの種類
①日射遮蔽性:
熱線吸収ガラス、熱線反射ガラス、Low-Eガラス
②断熱性:複層ガラス、Low-Eガラス
③防火性:網入りガラス、耐熱強化ガラス
④耐衝撃性:強化ガラス、耐熱強化ガラス
⑤安全性:合わせガラス
2)窓の種類

■■ 重要用語 ■■
□モビリティハウス
車いす使用者や歩行困難者が、
安全かつスムーズに日常生活ができるように、
・「玄関などへのアクセスが可能」
・「通路幅の確保」
・「段差の解消」
の3つの基本条件を満たした住宅。
□アジャスタブルハウス
車いす使用者などの個々の障害に対応するため、
可変間仕切や上下可動の衛生設備等を備えた住宅
□ハーフウェイハウス
精神障害者や身体障害者などが、
病院治療終了後に日常生活に復帰するための
支援・訓練を受ける施設
□オープンジョイント
カーテンウォール接合部内部に、
外気と室内の圧力差による雨水の侵入を防止するための
等圧空間を設け、
雨仕切、気密層と組み合わせたジョイント方式。
計画 コメンタール 商業施設
建築計画 コメンタール
■■ 重要ポイント ■■
§7.商業施設
1.事務所建築
1)レンダブル比
事務室の有効面積 / 延べ面積 × 100 [ % ]
①建築物全体の総床面積に対する割合:
65 ~ 75 %
②基準階床面積に対する割合:
70 ~ 85 %
2)コアシステム

3)基準階計画の基本
①柱スパンは、RC造では 6 ~ 8 mが経済的
②基準階の階高は、3.3 ~ 4.0 m 程度
天井高は、2.6 ~ 3.0 m程度
4)事務室の計画
①事務室1人当たりの床面積は 8~12m2程度。
会議室1人当たりの床面積は 2~5m2程度
②事務室の奥行は、片側採光の場合は10~15m程度
両面採光の場合は25~30m程度。
③ローパティションの高さ
110㎝:いすに座った状態でも見通しが利く
120㎝:いすに座った状態で見通しを遮る
④フリーアクセスフロアの高さは、一般に、8~15㎝程度。
5)エレベーター計画
①エレベーターの台数算定:
ピーク時(一般に朝の出勤時)5分間の利用数
によって決められる。
(台数の概算)
事務室面積 2,500~ 3,500m2に1台程度
②高層ビルの場合、
エレベーターを高層用、中層用、低層用などに分け、
各々にバンクを設けて、中間には乗り継ぎ階を設ける。
各ゾーンのサービスフロアは、15階以下とする。
③平面配置は1列に4台以下とし、
5台以上の場合は対面配置が望ましい。
④同一運行系列(1グループ)で対面配置する場合の
対面距離は、3.5 ~ 4.5 m程度。
低層用と高層用の2グループの場合の
対面距離は、6 ~ 8 m程度。
2.宿泊施設
①ホテルの客室の床面積
シングルルーム:約18m2程度
ビジネスホテル(S)約12~15m2程度
ダブルルーム:約20~30m2程度
ツインルーム:約30m2程度
②エレベーター1台当たりの客室数は、一般に,100~200室程度
3.劇場
①プロセニアムステージ:
客席と舞台の間にプロセニアムアーチという額縁を持つ形式。
②オープンステージ:
客席と舞台が同じ空間の中にある形式。
舞台がオープンなので、客席との一体感を生みやすい。
③アダプタブルステージ:
必要に応じて客席と舞台との関係を変化させ、
役目に応じて適切な空間を作り出せるように工夫された形式。
④客席の1席当たりの幅は 50㎝程度、
奥行き(背もたれ相互の間隔)は90〜100㎝程度。
⑤客席部分の1人当たりの床面積は、0.5〜0.7m2/人程度。
⑥多目的ホールの客席の気積は、5〜8m2/席程度。
⑦客席がら舞台までの距離の限界は、
人形劇など;15m
演劇など :22m
オペラなど:38m
4.店舗
①量販店の売場面積は、延べ面積の60〜65%程度。
②売場の主通路の幅は、2.7〜3.3m程度。
③エレベーターは待ち時間があるので、
客の8〜9割はエスカレーターを利用する。
④エスカレーターの勾配は、30° 以下。
5.駐車場計画
①斜め駐車は、直角駐車に比べ、
単位面積当たりの駐車台数は少なくなる。
②中央車路の幅は、斜め駐車に比べ、
直角駐車のほうが広く必要。

■■ 重要ポイント ■■
§7.商業施設
1.事務所建築
1)レンダブル比
事務室の有効面積 / 延べ面積 × 100 [ % ]
①建築物全体の総床面積に対する割合:
65 ~ 75 %
②基準階床面積に対する割合:
70 ~ 85 %
2)コアシステム

3)基準階計画の基本
①柱スパンは、RC造では 6 ~ 8 mが経済的
②基準階の階高は、3.3 ~ 4.0 m 程度
天井高は、2.6 ~ 3.0 m程度
4)事務室の計画
①事務室1人当たりの床面積は 8~12m2程度。
会議室1人当たりの床面積は 2~5m2程度
②事務室の奥行は、片側採光の場合は10~15m程度
両面採光の場合は25~30m程度。
③ローパティションの高さ
110㎝:いすに座った状態でも見通しが利く
120㎝:いすに座った状態で見通しを遮る
④フリーアクセスフロアの高さは、一般に、8~15㎝程度。
5)エレベーター計画
①エレベーターの台数算定:
ピーク時(一般に朝の出勤時)5分間の利用数
によって決められる。
(台数の概算)
事務室面積 2,500~ 3,500m2に1台程度
②高層ビルの場合、
エレベーターを高層用、中層用、低層用などに分け、
各々にバンクを設けて、中間には乗り継ぎ階を設ける。
各ゾーンのサービスフロアは、15階以下とする。
③平面配置は1列に4台以下とし、
5台以上の場合は対面配置が望ましい。
④同一運行系列(1グループ)で対面配置する場合の
対面距離は、3.5 ~ 4.5 m程度。
低層用と高層用の2グループの場合の
対面距離は、6 ~ 8 m程度。
2.宿泊施設
①ホテルの客室の床面積
シングルルーム:約18m2程度
ビジネスホテル(S)約12~15m2程度
ダブルルーム:約20~30m2程度
ツインルーム:約30m2程度
②エレベーター1台当たりの客室数は、一般に,100~200室程度
3.劇場
①プロセニアムステージ:
客席と舞台の間にプロセニアムアーチという額縁を持つ形式。
②オープンステージ:
客席と舞台が同じ空間の中にある形式。
舞台がオープンなので、客席との一体感を生みやすい。
③アダプタブルステージ:
必要に応じて客席と舞台との関係を変化させ、
役目に応じて適切な空間を作り出せるように工夫された形式。
④客席の1席当たりの幅は 50㎝程度、
奥行き(背もたれ相互の間隔)は90〜100㎝程度。
⑤客席部分の1人当たりの床面積は、0.5〜0.7m2/人程度。
⑥多目的ホールの客席の気積は、5〜8m2/席程度。
⑦客席がら舞台までの距離の限界は、
人形劇など;15m
演劇など :22m
オペラなど:38m
4.店舗
①量販店の売場面積は、延べ面積の60〜65%程度。
②売場の主通路の幅は、2.7〜3.3m程度。
③エレベーターは待ち時間があるので、
客の8〜9割はエスカレーターを利用する。
④エスカレーターの勾配は、30° 以下。
5.駐車場計画
①斜め駐車は、直角駐車に比べ、
単位面積当たりの駐車台数は少なくなる。
②中央車路の幅は、斜め駐車に比べ、
直角駐車のほうが広く必要。
