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プロフィール

cosmostudy

Author:cosmostudy
Architect

建築施工のプロへの道

NHK 日曜美術館

日曜美術館 今週のお花
日美 今週の花

一級建築士 過去問題

【 学科試験 】
令和01年度
学科I,Ⅱ (計画,環境・設備)
学科III(法規)
学科IV,Ⅴ(構造,施工)
平成30年度
学科I,Ⅱ (計画,環境・設備)
学科III(法規)
学科IV,Ⅴ(構造,施工)
平成29年度
学科I,Ⅱ (計画,環境・設備)
学科III(法規)
学科IV,Ⅴ(構造,施工)
平成28年度
学科I,Ⅱ (計画,環境・設備)
学科III(法規)
学科IV・Ⅴ(構造・施工)
平成27年度
学科I,Ⅱ (計画,環境・設備)
学科III(法規)
学科IV・Ⅴ(構造・施工)
平成26年度
学科I,Ⅱ (計画,環境・設備)
学科III(法規)
学科IV・Ⅴ(構造・施工)
平成25年度
学科I,Ⅱ (計画,環境・設備)
学科III(法規)
学科IV・Ⅴ(構造・施工)

合格基準点等
(正答枝、配点、合格基準点)
令和01年度
平成30年度
平成29年度
平成28年度
平成27年度
平成26年度
平成25年度
【 設計製図 】
平成29年度
小規模なリゾートホテル
設計課題
下書用紙
答案用紙

平成28年度
子ども・子育て支援センター
設計課題
答案用紙

平成27年度
市街地に建つデイサ付き
高齢者向け集合住宅
設計課題
答案用紙

合格基準点,解答例等
平成29年度
合格基準点等
標準解答例

平成28年度
合格基準点等
標準解答例

平成27年度
合格基準点等
標準解答例

二級建築士 過去問題

【 学科試験 】
令和01年度
学科I,Ⅱ(計画,法規)
学科Ⅲ,Ⅳ(構造,施工)
平成30年度
学科I,Ⅱ(計画,法規)
学科Ⅲ,Ⅳ(構造,施工)
平成29年度
学科I,Ⅱ(計画,法規)
学科Ⅲ,Ⅳ(構造,施工)
平成28年度
学科I,Ⅱ(計画,法規)
学科Ⅲ,Ⅳ(構造,施工)
平成27年度
学科I,Ⅱ(計画,法規)
学科Ⅲ,Ⅳ(構造,施工)
平成26年度
学科I,Ⅱ(計画,法規)
学科Ⅲ,Ⅳ(構造,施工)
平成25年度
学科I,Ⅱ(計画,法規)
学科Ⅲ,Ⅳ(構造,施工)

正答枝、配点、合格基準点
令和01年度
平成30年度
平成29年度
平成28年度
平成27年度
平成26年度
平成25年度
【 設計製図 】
平成30年度
地域住民が交流できるカフェ
を併設する二世帯住宅
鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)3 階建て
設計課題
答案用紙

平成29年度
家族のライフステージの変化
に対応できる三世代住宅
(木造2階建て)
設計課題
答案用紙

平成28年度
景勝地に建つ土間スペース
のある週末住宅
(木造2階建て)
設計課題
答案用紙

平成27年度
3階に住宅のある貸店舗
(乳幼児用雑貨店)
RC造(ラーメン構造)3階建
設計課題
答案用紙


合格基準点,解答例等
平成29年度
合格基準点等
標準解答例
平成28年度
合格基準点等
標準解答例
平成27年度
合格基準点等
標準解答例


その他の製図解答例
平成21年度【RC造】
「商店街に建つ陶芸作家
 のための工房
 のある店舗併用住宅」
▶︎ 解答例

リンク2

構コメ 基礎構造

2018-02-28

構造コメンタール

2.8 基礎構造
 重要ポイント
 1.地層と地盤
  地層と地盤
  
 2.地盤調査
  ①標準貫入試験
   重さ63.5 ± 0.5kgの錘を高さ76 ± 1㎝から落とし、
   貫入測定用のサンプラーを30㎝貫入させるのに要する
   回数をN値という。
   同じN値であれば、
   砂質土地盤より粘土質地盤のほうが地耐力が大きい


  ②平板載荷試験
   直径30㎝の載荷板に荷重をかけて
   沈下状況から地盤の耐力を測定する。
   載荷幅の1.5 ~2.0倍の深さまでの地盤の性状しか
   把握できない
   載荷板が急激に沈下する時点を極限支持力として、
   その1/3に基づき長期許容支持力を求める。
  (極限まで載荷できなかった時は、
   かけた最大の荷重度の1/3に基づき
   長期許容支持力を求める。)

  ③ボーリング孔内水平載荷試験
   ボーリング孔内でゴム製バルーンを膨らませるなどして、
   その圧力と孔壁の変位量の関係から、
   地盤の変形係数を求める。
   この変形係数より水平地盤反力係数が求まる。

 3.圧密沈下
  圧密沈下

   粘性土地盤が荷重を受け、有効応力が増加し、
   土中の間隙水が徐々に絞り出されて、
   間隙が減少して沈下する。
   これを圧密沈下という。

   圧密層の中には
   その上部の土の質量以上の先行応力を受けている層もある。
   そのような層を過圧密という。

 4.液状化現象
   砂質地盤特有の現象
   水で飽和され、粒径が均一で、細粒土含有率が少ない砂地盤
   で起こりやすい。

 5.許容支持力
    内部摩擦角    φ
    粘着力       c
    土の単位体積質量 γ
    根入れ深さ    Df
    基礎の幅     B
   以上が、大ならば、許容支持力は大きい。
   地下水位が低い → 許容支持力は大きい。

 6.杭基礎
  ①支持杭と摩擦杭がある。

  ②杭の支持力は、
   一般に、杭先端の抵抗力と杭周面の摩擦抵抗力と
   から成り立っている。

  ③杭基礎の許容支持力は、
   杭の支持力のみによるものとし、
   一般に、基礎スラブ底面の地盤の支持力を加算しない。

  ④圧密沈下がある地盤において、
   杭には負の摩擦力が作用する。

  ⑤鋼杭の腐食対策には、防錆塗装をする方法と、
   腐食による断面の減少(腐食しろ)を見込んで
   杭の肉厚を増しておく方法などがある。
  杭基礎

 7.杭の水平耐力
  ①基礎に加わる水平力は、
  構造体の根入れ部分や杭側面の地盤反力によって負担されるが、
  杭には全水平力の3割以上を負担させる。
  杭の水平耐力
  ②杭の曲げ剛性が大きくなるほど、
   水平力により曲げ変形しにくくなるので、
   杭頭の水平変位は小さくなる。

  ③杭頭の固定度が低いほど、
   杭頭の回転拘束が弱く(自由に近く)なり、
   水平剛性が小さくなるので、
   水平変位は大きくなる。

  ④水平地盤反力係数が大きいほど、
   地盤が杭を水平方向に強く支持するので、
   杭頭に水平変位と曲げモーメントは小さくなる。

  ⑤液状化の程度に応じて水平地盤反力係数を低減する。

  ⑥群杭全体の水平耐力は、
   単杭1本あたりの水平耐力に杭本数を乗じた値
   より小さくなる。
 
 8.土圧・地下壁・擁壁
  ①受動土圧 > 静止土圧 > 主働土圧
  土圧・地下壁・擁壁
  
  ②地下水位面以下では土圧及び水圧が作用し、
   水深に比例する。

  ③擁壁に作用する土圧は、
   背面土の内部摩擦角が大きくなるほど
   小さくなる。

  ④擁壁背面土の排水措置は土圧及び水圧の増大を防ぐ。

  ⑤不同沈下によるひび割れ等の損傷を避けるため、
   鉄筋コンクリート擁壁では、
   30m程度ごとに、伸縮継手をもうけるのがよい。

  
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構コメ その他の構造など

2018-02-27

構造コメンタール

2.9 その他の構造など
 重要ポイント
1.プレストレストコンクリート
 ①プレストレストコンクリート構造は、
  PC鋼材でコンクリートにプレストレスを与えることにより、
  一般の鉄筋コンクリート構造に比べ大きいスパンの架構が
  可能な構造。

 ②同一架構にプレストレスコンクリート部材と
  鉄筋コンクリート部材を併用してもよい。

 ③プレストレストコンクリート造に用いられる緊張材は、
  鉄筋の2~4倍の引張強度を有し、
  応力ひずみ曲線も明瞭な降伏点を示さない
  という機械的性質がある。

 ④プレテンション方式
  緊張金具を使用しないため圧縮力は
  PC鋼材とコンクリートの付着力で導入することになるので、
  高強度のコンクリートを用いる。
  プレテンション方式1
  プレテンション方式2

 ⑤ポストテンション方式
  コンクリート硬化後にシース管内のPC鋼材を緊張し、
  金具で固定して支圧でコンクリートに圧縮力を導入する。
 ポストテンション方式1
 ポストテンション方式2

2.合成ばり構造
 鉄骨ばりとコンクリートスラブを
 スタッドなどのせん断力を伝達するシアコネクターで
 緊結することによって、
 スラブの一部(有効幅内)が、
 圧縮応力度を受け持つはりの上フランジとして有効に働く。
 この合成作用を期待したはりを合成ばりという。
 合成ばり構造

3.制振構造・免震構造
 ①制振構造:
  地震や風圧による建築物のゆれを制御するような特性
  が付与された構造。

 ②制振:
  強風時に塔状建築物が大きく揺れるような場合の
  居住性の改善や、
  地震による損傷、崩壊を防いで安全性を確保する
  こと等を目標とする。

 ③免震構造:
  水平剛性の小さい積層ゴム支承や
  摩擦係数の小さいすべり支承などを設置した
  免震層で地震動を遮断・抑制し、
  上部構造に伝わる地震動を長周期化し、
  応答加速度を著しく低減する。
  制振構造・免震構造

4.空気膜構造
 ①空気膜構造は、
  構造体の内部と外部の気圧の差を利用して
  膜面に張力を与え、それにより形態を安定させ、
  外力に抵抗させようとする構造。

 ②膜構造の膜材を支えるケーブルは、
  圧縮力、せん断、曲げに抵抗することができない。
  引張り力のみに抵抗する線形弾性部材をして設計する。
  空気膜構造

  
  空気膜構造(例)
ポータブルオフィス(ハンス・ホライン)

5.住宅性能表示制度
 (ⅰ)構造の安定に関する性能は
  ①耐震(倒壊等防止)
  ②耐震(損傷防止)
  ③その他
  ④耐風
  ⑤耐積雪
  ⑥地盤
  ⑦基礎
 の7項目について表示することになっている。

 (ⅱ)住宅の諸性能を基本的に等級で示し、
   等級が大きいほど性能が高い、
   等級1が建築基準法レベルとなる。

 (ⅲ)③、⑥、⑦の項目は
   性能を判断するための表示(情報提供)項目であり、
   等級の表示はない

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構コメ 建築材料

2018-02-26

構造コメンタール

3.建築材料
 重要ポイント
 1.木材
 ①含水率:気乾状態 約15%、繊維飽和点約30

 ②繊維飽和点以上の含水率では、
  強度はほぼ一定となる。
  木材1
 ③ヤング係数
  繊維方向 > 繊維方向に直角 > 円周(接線)方向
  木材2

 ④収縮率 
  年輪の円周方向 > 年輪の半径方向 > 繊維方向

 ⑤乾燥
  施工後直ちに荷重を受ける部材の平均含水率は
  20%以下

 ⑥木材製品
 【 合板 】
  木材を薄くむいた単板を
  互いに繊維方向を直交させて積層接着させてもので、
  異方性の少ない面材。
 【 集成材 】
  ひき板又は小角材などを、
  その繊維方向を互いにほぼ平行にして、
  厚さ及び長さの方向に集成接着した材料
  断面の形状と寸法を自由に作り出すことができるので、
  長大な材・変断面材・湾曲材が可能
  繊維方向の許容応力度は、
  一般に普通構造材より集成材の方が、
  節などの欠点による影響が少ないため、大きい。

 2.コンクリート
 ①普通コンクリートの気乾単位容積質量は
  2.2 ~ 2.4 t/㎡ が標準

 ②塩化物による鉄筋の腐食を抑制するため、
  骨材として海砂を使用する場合は、
  水洗いを十分に行う。
  コンクリートの塩化物イオン量は
  0.30kg/m3以下とする。

 ③AE剤、減水剤あるいは良質のフライアッシュなどは
  コンクリートのワーカビリティの改善効果が大きい。

 ④空気中養生に比べ、水中養生のほうが水分補給され、
  水和反応が円滑にすすんで硬化し、
  強度の増進が期待できる。

 ⑤局部圧縮を受けるときのコンクリートの支圧強度は、
  全面圧縮を受けるときの強度よりも大きい。
  局部圧縮・全面圧縮

 ⑥3軸圧縮応力状態の方が
  1軸圧縮応力状態の圧縮強度より大きくなる。
  一軸圧縮試験・三軸圧縮試験

 ⑦供試体の形状・寸法と検査
  供試体の形状・寸法と強度

 ⑧一般的なコンクリートの引張強度は、
  圧縮強度の1/10程度

 ⑨気乾単位容積重量・強度の大きいコンクリートほど
  ヤング係数は大きくなる。

 ⑩単位セメント量が少ないほど乾燥収縮は小さくなり、
  ひび割れが発生しにくくなる。

 ⑪中性化とは、
  コンクリートの表面から空気中の炭酸ガスを
  吸収することにより、
  コンクリート中のアルカリ性が失われていく現象で、
  コンクリートによる鉄筋の防錆効果を低下させる。

 3.鋼材
 ①比重:7.85 ton/m3

 ②降伏比:降伏点/引張強さ
  降伏比が小さいほど、
  降伏してから最大応力度に達するまでの余裕が大きく、
  塑性変形性能(靭性)が高い。

 ③綱の引張強さ、弾性限度および降伏点は
  炭素量とともに上昇し、
  0.8~0.9%のときに最大となるが、
  この間、破談までの伸び、粘り強さは低下する。

 ④シャルピー衝撃値が大きいほど、
  エネルギー吸収能力が高く、靭性に富むので、
  脆性破壊を起こしにくい。

 ⑤軟綱は250℃付近で引張強度が最大になる。
  300℃を超えると温度の上昇とともに強度は低下し、
  500℃では1/2、900℃では1/10程度になる。

 ⑥建築構造用ステンレス綱SUS304
 (建築構造用は正式にはSUS304A)
 ・ヤング係数 
   SUS304(1.93×105N/mm2
   < SS400(2.05×105N/mm2
 ・降伏比
   SUS304(約0.4) < SS400(約0.6)
 ・明確な降伏点を示さないので、基準強度については、
  0.1%オフセット耐力を採用する。
 ・線膨張係数
   SUS304(約1.7×10-5/℃)
   < SS400(約1.0×10-5/℃)
 ・溶接性に優れている。
 ・摩擦面に特殊な加工を施すことによって、
  高力ボルト摩擦接合を用いることができる。

 4.アルミニウム
  比重・ヤング率とも軟綱の約 1/3
  線膨張係数は約 2倍

 5.その他の材料
  ①塩化ビニル樹脂:
   耐熱性・耐候性に劣るが、
   耐薬品性・耐水性にすぐれ、変形しやすく、
   用途は広い。

  ②石材:
   花崗岩、大理石。
   強度と耐久性は花崗岩が優れる。

  ③GRCパネル:Glassfiber Reinforced Cement
   ガラス繊維補強セメントパネルは、
   繊維によって補強されたセメント製品であり、
   耐衝撃性・耐曲げ強度を有している。

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品確法 住宅性能評価 申請の時期と必要書類

2018-02-25

品確法の住宅性能表示制度

性能評価申請の時期

さて今回は、住宅性能評価の申請の時期についてです。

申請図書の作成は
設計図書ができあがり、確認申請の決裁が済む頃の着工前が適当です。

< 性能評価申請工程 >

 基本設計
  ↓
 詳細設計 ★設計性能評価申請
  ↓
  着工  ← 確認申請決裁
  ↓   (設計性能評価決裁)
  ↓   ☆建設性能評価申請 
  ↓ 
基礎配筋検査  ← 確認申請の検査
  ↓     ← 建設性能評価の検査
コンクリート打設
次工程への移行可

★設計住宅性能評価申請
☆建設住宅性能評価申請
の2種類の申請をする必要があります。

具体的には登録性能評価機関により多少、作成するフォーマットが違うので
それぞれに申請書をダウンロードの上、作成することになります。

参考)ベターリビング申請書等ダウンロード


住宅性能評価は設計性能評価と建設性能評価とのセットで意味をなすもので、設計性能評価証が発行されたら、それを元にして建設性能評価の申請を行います。

建設性能評価というのは、「設計性能評価で決裁された性能評価図書どおりの建設をします」という申請で、最低5回の現場審査があります。
・基礎配筋工事の完了時
・2階床配筋検査
・内装下地張り直前の工事
・屋根工事
・竣工
その他、階数が多い場合は7層に1回毎に検査があります。

建設性能評価の検査を受験するためには、建設住宅性能評価申請を行って、検査申し込みをする必要がありますので、基礎配筋工事の検査の最低1週間ぐらい前には建設性能評価申請を行う必要があります。

建設性能評価申請はいつするのかというと、設計性能評価申請の決裁がおりてから評価証が設計性能評価証が発行されるのに約1週間ぐらいかかるので、それからになります。

建築物の規模のもよりますが、以上より、設計性能評価申請は、審査に1ケ月かかるとして、設計図書がまとまってからで、基礎配筋検査の約1.5ケ月前には遅くともする必要があります。

但し、平成29年からは、場所打ちコンクリート杭の鉄筋、およびコンクリートにも劣化対策の確認項目が適用されるので、杭工事以前に遅くとも設計性能評価の決裁が降りている必要があります。

※評価機関と協議の上、進める必要があります。

性能評価申請工程(詳細)
 基本設計
  ↓
 詳細設計 ★設計性能評価申請
  ↓   (審査機関 約1ケ月)
  着工  ← 確認申請決裁
  ↓   (設計性能評価決裁)
  ↓   ☆建設性能評価申請(基礎配筋検査の約10日前) 
  ↓ 
基礎配筋検査  ← 確認申請の検査(Con打設前)
  ↓     ← 建設性能評価の検査(ほぼ同日)
コンクリート打設
次工程への移行可


必要な図面は以下に示します。例)

設計性能評価に必要な図面等
 □ 設計概要書
 □ 外部仕上表
 □ 内部仕上表
 □ 付近見取図
 □ 配置図
 □ 平面図

 □ 立面図

 □ 断面図
 
□ 求積図(敷地、建築面積、建物面積、住戸面積)
 □ 住戸平面詳細図
 □ 矩計図

 □ 断面詳細図

 □ 階段詳細図

 □ 建具配置図

 □ 建具リスト

 □ UB詳細図、エントランス詳細図、エレベーター詳細図など(必要に応じて)
 □ 断熱範囲図

 □ 構造図一式

 □ 構造計算書

 □ 設備図(自動火災警報器設備、衛生設備図)一式
 □ 換気計算書(24時間換気計算書)
 □ 換気ダクトの圧損計算書
 □ 24時間換気扇カタログ、PQ曲線図
 □ 自火報、感知器のカタログ

 □ 大臣認定の場合は認定書の写し


 □ 確認申請書(第一面~第三面)の写し
  (建設評価申請時は確認済証の写し)
 □ シックハウス資料(確認申請と同じもの)

住宅性能評価機関によっては必要図面を記載しているところもありますが、おおよそ以上のようになっていると思います。
主旨は設計説明内容を確認できる図面ということです。通常の設計図書には記載が足りない場合は、性能評価用として追記する必要があります。追記事項は、工事に反映する必要があることは言うまでもありませんので、契約図にはその内容も盛り込んでおく必要があります。

★性能評価申請は社外に依頼して作成する場合が多いようですが、
(私もそういう業務を請け負っていますが…)
最近では、性能評価機関のツールもだいぶん充実してきたので、
設計者が内容を理解して、自らすることをお勧めします。

そうすることによって、
基本設計からその内容を考慮しつつ進めることができ、
建物に対する品質面のバランスをトータルで見ることができます。
自ずと設計図書に盛り込まなければならない内容を盛込み、
必要かつ充分な(コピペでやたらに枚数を増やさない)設計図書
を作成することができます。

自ら設計者になる建築主であってもしかりだと思います。
自分のこだわりたい部分に重きをおいて設計することがですます。
自ら申請をすることをおすすめします。

住宅性能表示制度 コメント: 0

品確法 防犯への配慮に関すること

2018-02-24

品確法の住宅性能表示制度
防犯への配慮に関すること

最後、10こめは防犯への配慮に関することです。

10°. 防犯への配慮に関すること
近年、住宅への侵入窃盗件数が増加し、手口も巧妙化するなど社会的に深刻な状況になってきており、防犯対策への意識が高まっています。

防犯に配慮した住宅の計画を行う際の基本原則としては、主に以下のような点があげられます。
1)周囲からの見通しを確保する(監視性の確保)
2)居住者の帰属意識の向上、コミュニティ形成の促進を図る(領域性の強化)
3)犯罪企図者の動きを限定し、接近を妨げる(接近の制御)
4)部材や設備を破壊されにくいものとする(被害対象の強化・回避)
ここでは、上記のうち被害対象の強化として、

開口部の侵入防止対策について、どの程度の配慮がなされているかを評価します。

ただし、敷地周辺の状況、侵入に用いる工具の性能、犯人の熟練度や人数などの様々な要因よって、この基準で想定していた侵入を防ぐことのできる抵抗時間が、基準に満たない場合もあり得ることに留意する必要があります。

10-1 開口部の侵入防止対策
住宅の開口部を外部からの接近のしやすさ(開口部の存する階、開口部の種類)に応じてグループ化し、その上で各グループに属する全ての開口部について、防犯建物部品を使用しているか否かを階ごとに表示します。

防犯への配慮に関すること


防犯建物部品とは、防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議(官民合同会議)の目録掲載品等をいいます。いわゆる、CP認定品です。CP:Crime Prevention(防犯建物部品)
この基準では、開口部の種類ごとに、それぞれの開口部を構成する以下の部分に防犯性能が求められます。
開口部の種類
開閉機構を有する開口部のうち、住戸の出入口として使用される開口部
 例)玄関ドア、勝手口
(侵入防止性能が求められる部分)
 戸(侵入可能な規模の大きさのガラスがある場合は、そのガラス部分についても)、錠

開閉機構を有する開口部のうち、住戸の出入口として使用されない開口部
 例)引き違い窓
(侵入防止性能が求められる部分)
 サッシ枠(2以上のクレセント等が装着されているものに限る。)、ガラス

開閉機構を有しない開口部
 例)FIX窓
(侵入防止性能が求められる部分)
 ガラス

評価の対象となる侵入可能な規模の大きさの開口部とは、住宅の内部に通じる開口部のうち、以下の大きさのブロックのいずれかが通過できる開口部です。
・400㎜×250㎜の長方形
・400㎜×300㎜の楕円形
・直径が350㎜の円
どの範囲の開口部までを防犯建物部品とするかは、個々の敷地の状況等により判断する必要があります。

防犯への配慮に関すること2

住宅性能表示制度 コメント: 0

品確法 高齢者等への配慮に関すること

2018-02-23

品確法の住宅性能表示制度
高齢者等への配慮に関すること

9つめは高齢者等への配慮に関することです。

9°.高齢者等への配慮に関すること

加齢、病気、怪我などによって、身体の機能が低下すると、歩き、立ち座り、建具や設備の操作などの日常の動作が負担に感じられたり、転倒などの思わぬ事故に遭ったりすることがあります。

また、車いすを使用したり、介助者の助力を得たりするときに、必要なスペースが確保されていないと、不都合を感じる場合もあります。

このような身体上の負担や事故などを軽減するために、あらかじめ住宅の部屋の配置、廊下の広さなどを工夫することが有効な対策と言えます。

高齢者等に配慮した建物の工夫には、必要となった時に簡単な工事で対応できるものもありますが、廊下の幅や部屋の広さなど、変更するには大規模な工事が必要となるものも多くあり、それらはむしろ、新築時点での対策が必要です。

ここでは、高齢者等に配慮した建物の工夫の手厚さの程度を等級により表示することとしており、特に、新築時に対策を講じておかないと対応が難しい、
・移動時の安全性の確保
・介助のし易さ
に着目した工夫を評価の対象としています。

また、移動時の安全性と介助の容易さを考える際に、住宅の内部と、共同住宅等の共用部分とでは、用いる車いすの種類が異なることなど、想定される状況が大きく異なるので、ここでは、専用部分に関する等級と共用部分に関する等級とを別々に表示することとしています。

 高齢者等への配慮に関すること


9-1 高齢者等配慮対策等級(専用部分)
9-2 高齢者等配慮対策等級(共用部分):共同住宅のみ


9-1 高齢者等配慮対策等級(専用部分)
住戸内における高齢者等への配慮のために必要な対策の程度を表示します。(等級5~1)
等級は、
・「移動時の安全性に配慮した処置」の程度
・「介助の容易性に配慮した処置」の程度
を組み合わせて判断されます。

移動時の安全性に関しては、以下のものを採り上げています。
a. 垂直移動の負担を減らすための対策
 例)高齢者等が利用する部屋と主要な部屋とを同一階に配置する。階段について、手すりを設けたり、勾配を緩やかにしたり、事故が起きにくい形にする。
b. 水平移動の負担を軽減するための対策
 例)段差を解消したり、少なくしたりする。段差のある場所に手すりを設ける。
c. 脱衣、入浴などの姿勢変化の負担を軽減するための対策
 例)玄関、便所、浴室、脱衣室に手すりを設ける。
d. 転落事故を軽減するための対策
 例)バルコニーや2階の窓などに手すりを設ける。

各等級は、上記のaからdまでの対策を組み合わせて、その手厚さの程度で評価しています。
介助を容易にするための対策としては、次のものがあり、等級3以上で求められています。
より上位の等級になるにつれて、幅やスペースをより広くすることが求められるなど、余裕が増します。

a. 介助式車いすでの通行を容易にするための対策
 例)通路や出入り口の幅を広くする。廊下の段差を解消する。
 等級5では、通路は850mm以上、出入り口の幅は800mm以上必要
 等級4では通路780mm、出入り口750mm以上必要

b. 浴室、寝室、便所での介助を容易にするための対策
 例)浴室、寝室、便所のスペースを広くする。
 等級5・4では浴室の短辺が内法で1,400mm以上必要
 等級3では1,300mm以上必要

9-2 高齢者等配慮対策等級(共用部分):共同住宅のみ
共同住宅等の主に建物出入口から住戸の玄関までの間における高齢者等への配慮のために必要な対策の程度を表示します。(等級5~1)
等級は、
・移動時の安全性に配慮した処置の程度
・介助の容易性に配慮した処置の程度
の組み合わせて判断されます。

専用部分では、介助式車いすを用いる居住者を想定しているのに対し、共用部分では介助者の助力を得ながらも自走式車いすを用いる居住者を想定しています。経路としては専用部分の玄関を出てからエントランス玄関をでるまでとなっていますが、敷地外へ出るまで考慮するのが本質的だと思います。

移動時の安全性に関しては、以下のものを採り上げています。
a. 垂直移動の負担を減らすための対策
 例)エレベーターを設置する。
   階段について、手すりを設けたり、勾配を緩やかにしたり、事故が起きにくい形にする。
等級5・4・3では出入り口のない上層階などの住戸のためにエレベーター必要
 
b. 水平移動の負担を軽減するための対策
 例)段差を解消したり、少なくする。
   段のある場所に、傾斜路、手すりを設ける。
   共用廊下に手すりを設置する。
等級5:共用廊下の床に傾斜路がある場合手すりを「両側」に設置
等級4:「少なくとも片側」に設置

c. 転落事故を低減するための対策
 例)開放廊下などに手すりを設ける。

各等級は、上記のaからcまでの対策を組み合わせて、その手厚さの程度で評価しています。
介助を容易にするための対策としては、次のものがあり等級3以上で求められています。
より上位の等級になるにつれて、幅やスペースをより広くすることが求められるなど、余裕が増します。

a. 自走式車いすでの通行を容易にするための対策
例)共用廊下の幅を広くする。
等級5:少なくとも1経路の廊下の幅員を1,400mm以上とする

b. 自走式車いすでのエレベーターの乗降を容易にするための対策
例)エレベーターやエレベーターホールのスペースを広くする。
等級5・4:エレベーターのかごの奥行きが1,350mm以上、
     エレベーターホールに1,500mm四方の空間が必要
等級3:エレベーターホールに1,500mm四方の空間が必要です。

c. 階段の昇降を容易にするための対策
例)階段の幅を広くする等級3ではエレベーターが利用できない場合
  少なくとも1つの共用階段の幅員が900mm以上必要です。

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品確法 音環境に関すること

2018-02-22

品確法の住宅性能表示制度
音環境に関すること

8つめは音環境に関することです。

8°.音環境に関すること

住宅では、同一建物内の隣戸の話し声や上階の足音が伝わってくることで、非常に不快に感ずることがあります。特に、子供の飛び跳ね音や走りまわり音がクレームの原因となるケースが多くなっています。

このような騒音の問題は、同一家族内で発生することもありますが、異なる家族間で発生した場合の方がより深刻で、居住者間のトラブルに発展することもあります。

そのため、この種の騒音問題は、戸建住宅よりも共同住宅の各住戸間で発生する場合の方が多くなっています。

「音環境に関すること」では、このような観点を踏まえつつ、
・足音や物の落下音などの伝わりにくさ
・話し声などの伝わりにくさ
・騒音の伝わりにくさ
を高めるための対策が、どの程度講じられているかなどを評価するものです。

「音環境に関すること」は、選択表示事項(オプション)ですから、申請者が評価対象とするか否かを選択することができます。

音環境に関すること

8-1 重量床衝撃音対策:共同住宅のみ
8-2 軽量床衝撃音対策:共同住宅のみ
8-3 透過損失等級(界壁):共同住宅のみ
8-4 透過損失等級(外壁開口部)

8-1 重量床衝撃音対策:共同住宅のみ
・「重量床衝撃音対策等級」または
・「相当スラブ厚(重量床衝撃音)」
のいずれかを選択して評価・表示します。

【 重量床衝撃音対策等級 】
上の階の床から下の階の居室に伝わる重量床衝撃音(重量のあるものの落下や足音の衝撃音)を遮断する対策の程度を表示します。(等級5~1)
重量床衝撃音の遮断性能を向上させるためには、床の構造や構成方法の違いに応じて、以下の対策が必要となります。
・床の構造躯体の厚さを増加させる
・床を重くする
・床の途中に小梁を設けて梁で囲まれる面積を小さくする
・振動を抑えるように床の端部の取付け方を工夫する
・衝撃音を増幅させないように床仕上げ材の種類を選択する
ここでは、このような対策のうち、その効果がある程度定量的に判断できるものについて、評価することとしています。


【 相当スラブ厚(重量床衝撃音) 】
上の階の床から下の階の居室に伝わる重量床衝撃音(重量のあるものの落下や足音の衝撃音)の遮断の程度をコンクリート単板スラブの厚さに換算した場合のその厚さで表示します。
ボイドスラブやスパンクリートスラブなどコンクリート以外で床版を構成する際にコンクリートスラブ厚さに換算して評価を行います。

8-2 軽量床衝撃音対策:共同住宅のみ
・「軽量床衝撃音対策等級」または
・「軽量床衝撃音レベル低減量(床仕上げ構造)」
のいずれかを選択して評価・表示します。

【 軽量床衝撃音対策等級 】
居室の上下階との界床の軽量床衝撃音(軽量のものの落下の衝撃音)を遮断する対策の程度を表示します。
(等級5~1)
軽量床衝撃音の遮断性能を向上させるためには、重量床衝撃音の場合と同じように、床の構造や構成方法の違いに応じて、以下の対策が必要となります。
・床の構造躯体の厚さを増加させる
・衝撃音を増幅させないように床仕上げ材に軟らかい材料を選択する。
(畳、カーペット等 但し、JIS等所定の基準に適合しているもの)
ここでは、このような対策のうち、その効果がある程度定量的に判断できるものについて、評価することとしています。

【 
軽量床衝撃音レベル低減量(床仕上げ構造) 】
居室の上下階との界床の仕上げ構造に関する軽量床衝撃音(軽量のものの落下の衝撃音)の低減の程度を表示します。

なお、重量床衝撃音の遮断のため有効な対策が軽量床衝撃音の遮断に有効であるかどうかは、個別のケースにより異なります。

話し声や、騒音の伝わりにくさに関しては、次の2項目があります。
8-3 透過損失等級(界壁):共同住宅のみ
居室の界壁の構造による空気伝搬音の遮断の程度を表示します。(等級4~1)

空気伝搬音の遮断性能を向上させるためには、住宅や壁の構造や材料の構成方法の違いに応じて、以下の対策が必要になります。
・壁の構造躯体の厚さを増加させる
・壁の重さを増す
・空気伝搬音を通しにくいような複合構造の壁を選択する
・界壁に隙間やコンセントボックスなどを作らないようにする
・バルコニーや共用廊下に面する窓や換気口などから空気伝搬音が回り込まないようにする

しかしながら、このような対策を総合的に評価するためには、相当程度の測定値の蓄積が必要となるため、多様な構造方法が用いられる我が国の共同住宅等について等しく評価を行うことは容易でないケースが多々あります。
そこで、ここでは、隣戸から当該住戸の居室への音の伝わりにくさに関して、界壁に使用する構造と材料を評価対象として設定します。

8-4 透過損失等級(外壁開口部)
居室の外壁に設けられた開口部に方位別に使用するサッシによる空気伝搬音の遮断の程度を表示します。(等級3~1)

一般的な住宅の場合、外部騒音の室内への侵入や、室内騒音の外部への放射に関して、外壁に設けられた窓部分が最も弱点となることが多いことから、ここでは、外壁の窓などに使用するサッシを対象とし、東西南北の方位別に評価を行うことを定めています。
方位別に評価を行うのは、住宅の外部の騒音発生源がどの方向にあるのかによって、遮音性の高いサッシを用いるか否かの判断がなされることに配慮したためです。たとえば、南側に騒音の発生源となる工場や道路がある場合には、南側の開口部のサッシは極めて重要な役割を果たしますが、北側は、さほどではない場合も多いものと考えられます。

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一級建築士 構造コメンタール【 構造 重要ポイント 】

2018-02-21

構造コメンタール

一級建築士 学科試験 構造の重要ポイントを整理したものです。
複雑な構造問題に、知っておくべき基本事項が解法に生かされる姿を念頭に置き、
どう活用すべきかを示しました。

構造力学
§1.構造力学
 1.1 力とつりあい
 1.2 静定構造物
 1.3 断面の性質と応力度
 1.4 部材の変形
 1.5 不静定構造物
 1.6 座屈
 1.7 振動
 1.8 骨組の塑性解析

§2.各種構造
 2,1 構造設計の基礎
 2.2 構造計画など
 2.3 鉄骨構造
 2.4 鉄筋コンクリート構造
 2.5 鉄骨鉄筋コンクリート構造
 2.6 壁構造
 2.7 木構造
 2.8 基礎構造
 2.9 その他の構造など

§3.建築材料
 各種、材料について
 
以上の項目を想定していますが、
まずは、力のつりあいから

☆構造設計 の基本理解と暗記に役立つ本
ゼロからはじめる建築の「構造」入門

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品確法 光・視環境に関すること

2018-02-21

品確法の住宅性能表示制度
光・視環境に関すること

7つめは光・視環境に関することです。
7°.光・視環境

住宅室内で行う生活上のさまざまな作業において、視覚に大きな負担をかけないように必要な明るさを確保することは、住宅の計画上重要な課題のひとつです。建築基準法上、住宅の居室については最低でも床面積の1/7以上の開口面積が必要となっていますが、開口面積(窓の面積)は広いほうがよいという傾向があります。一概にもそれが正しいとは思いませんが、ひとつの判断基準にはなると思います。

このため、外部からの光を採り入れること(採光)や、照明器具によって必要な光を得ることが求められることになります。

また、窓の機能には、日照、採光、通風といった物理的なものに加えて、眺望、開放感、やすらぎの享受といった心理的なものがあるといわれます。

ここでは、住宅室内の採光をはじめとする開口部の総合的効果をあわせて見込んだ上で、開口部の面積と位置についてどの程度の配慮がなされているかを評価します。

ただし、窓の面積を単純に増大させることは、地震時の構造の不安定、暖冷房エネルギー使用量や外部騒音の進入の増大を招いたり、さらにはプライバシー確保が困難となったりするなどの課題があることについても留意すべきです。

  光・視環境

7-1 単純開口率
7-2 方位別開口比


7-1 単純開口率
居室の外壁又は屋根に設けられた開口部の面積の床面積に対する割合を「%以上」で表示します。
開口部の面積とは、天井面も含めた開口部の面積の合計です。はめころし窓のように開放できないものであっても、光を透過する材料で作られていれば対象とします。

7-2 方位別開口比
居室の外壁又は屋根に設けられた開口部の面積の各方位別ごとの比率を「%以上」で表示します。
各方位とは、北、東、南、西、真上です。
ただし、住宅の開口部は、必ずしも、真北・真東・真南・真西又は真上を向いているわけではありませんが、ここでは、45 度までの範囲で斜め方向を向いた開口部についてもそれぞれ北・東・南・西の方向であるとみなします。
また、建築基準法で必要な採光計算によるものとは違うことと、その方向に別の建物など、日光を遮るものがあるか否かを問うているのではないので、注意が必要です。

また、一般的には性能表示で示される開口寸法による計算数値はは施工誤差を考慮して、数%程度、小さめに設定されています。

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品確法 空気環境に関すること

2018-02-20

品確法の住宅性能表示制度
空気環境に関すること

6つめは空気環境に関することです。

6°.空気環境
住宅室内の空気には、ほこり、微生物、建材や様々な設備をはじめ日常生活によって発生する水蒸気、一酸化炭素、二酸化炭素等多様な化学物質が含まれます。

これら化学物質の中には、空気中の含有量がわずかであっても、人が刺激を感じるものや、さらに健康への影響があると指摘されているものがあります。

現時点では、化学物質と健康との影響に関しての疫学的な因果関係が必ずしも明らかではないものも多数ありますが、特に近年、住宅に使用される建材などから室内に放散するホルムアルデヒドなどにより、健康に影響があったとする事例が報告され、「シックハウス問題」として取り上げられるようになってきています。

実際には、住宅室内の空気中に微量に含まれる化学物質の組成や濃度は、温度、湿度、気流、住宅の気密性、建材などの使用量や養生期間、外気の影響などの多様な要因により容易に変動するものであるために、住宅の設計段階で予測することは極めて困難です。

そのため、ここでは、
a
住宅室内の水蒸気や代表的な化学物質の濃度を低減するための対策の基本的な手段と考えられる、 建材の選定と換気対策 の2つがどのように講じられているか。
b
住宅の完成段階で室内の化学物質の濃度の実測結果がどの程度であったのか
を表示することとしています。

aの対象としては、建築基準法でその使用が制限されているホルムアルデヒドを発散する建材を採り上げ、その発散量の大小の等級が日本工業規格(JIS)や日本農林規格(JAS)において定められているので、どの等級に相当する建材が使用されているかを表示しています。

bの対象としては、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、スチレン、エチルベンゼンの5物質を選定し、実測による評価方法基準を定めています

空気環境に関すること

6-1 ホルムアルデヒド対策(内装及び天井裏等)
6-2 換気対策
  居室の換気対策
  局所換気対策

6-3 室内空気の化学物質の濃度等:選択表示事項、建設住宅性能評価のみ


6-1 ホルムアルデヒド対策(内装及び天井裏等)
居室の内装の仕上げ等からの人体に有害なホルムアルデヒドの発散量を少なくする対策を表示します。

対策としては、以下の3つが採り上げられています。
①製材等(丸太及び単層フローリングを含む)を使用する
工業的にホルムアルデヒドを使用しない無垢材は、ホルムアルデヒドの発散による健康への影響のない有効な材料です。

②特定建材(ホルムアルデヒドを発散する可能性のある材料として、建築基準法によりそのホルムアルデヒド放散量に応じて使用が制限されている建材)を使用する

③その他の建材を使用する
さらに、「特定建材を使用する」ことを明示する場合には、ホルムアルデヒド発散等級を表示します。

ホルムアルデヒド発散等級
居室の内装の仕上げ等に使用される特定建材からのホルムアルデヒドの発散量の少なさを表示。
(等級3~1)
等級は発散量の少なさを示しており、日本工業規格(JIS)や日本農林規格(JAS)の基準と連携しています。
等級3
 ホルムアルデヒドの発散量が極めて少ない。
(日本工業規格又は日本農林規格のF☆☆☆☆等級相当以上)
 フォースターと言われています。
等級2
 ホルムアルデヒドの発散量が少ない。
(日本工業規格又は日本農林規格のF☆☆☆等級相当以上)
等級1
 その他(天井裏等にあっては「-」と表示されます。)


換気対策に関しては、次の項目があります。
6-2 換気対策
室内空気中の汚染物質及び湿気を屋外に除去するための必要な換気対策として、次の2つの対策があります。
居室の換気対策

①機械換気設備(建築基準法に適合)の有無
 無い場合はその他(隙間が多い伝統的な構造・工法など)を表示します。
 ・機械換気設備 : 建築基準法施行令第20条の6第1項に適合する換気対策を有するものを対象としています。
         一般的な住宅の場合、1時間の換気回数が 0.5回。
 ・その他 :上記に該当しない場合。

②局所換気対策
換気上重要な便所、浴室及び台所のそれぞれについて、
 機械換気設備、換気窓の設置の有無を確認し、表示します。



次の項目は、住宅の完成後まもなくの段階で、空気中の化学物質の濃度を実際に測定する。
選択表示事項(オプション)となっています。
申請者が評価対象・表示対象とするか否かを選択することができます。

6-3 室内空気の化学物質の濃度等:選択表示事項、建設住宅性能評価のみ
評価対象住宅の空気中の化学物質の濃度及び測定方法を表示します。
ここで対象とする化学物質は、健康への影響の可能性のある化学物質のうち「特定測定物質」として選定した、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレンです。
この項目を選択すれば、ホルムアルデヒドの測定は必須となります。

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