一級建築士 製図試験のクリティカルパス3
【 製図編 】その3~作図編
1.製図道具の作成及び準備
2.記述問題の攻略
3.作図編
作図スピードが断然早いのは、一般的にはフリーハンドです。但し、真っ直ぐな直線を描くことに慣れていない人にとっては、比較的長い直線は平行定規のほうが早く引くことができます。
そこで、平行定規で引くラインとその他フリーハンドで描くラインを決めておきます。
平行定規及び三角定規で描くもの
・通り芯及び通り芯寸法
・構造伏図
・テンプレートで柱を描く時には平定規を用い
テンプレートをスライドさせて描く。
柱型(800x800)はテンプレートを用いた方が速く描けると思います。
ポイントは同じ作業はできるだけまとめて行うことです。
例)
水平の通芯、垂直の通芯、寸法線、柱型等
構造伏図は見下げ図の場合は、梁の見えかかりはないので、梁幅は実際には破線で描きますが、過去の解答例で実線になっているものもあるので、実線で問題ないと思います。
見上げ図の場合は、こころおきなく実線です。
以上が描けたら定規類をしまって、フリーハンドに切り換えます。
まずは、外壁まわりから攻めていきます。
壁はダブル線の太線で描きます。
開口部はできるだけ柱間で単線の中線で描きます。柱から袖壁を出す必要はありません。
次に間仕切壁を攻めます。
できるだけマス目を利用して描きます。
例)扉幅は1マスを利用して1mm(壁厚200)など
次は階段、EVなど縦動線
通常は平面図の表現する高さのレベルは約1.5m内外の所、つまり、1階のバリアフリー階段の見えかかりのカットラインは、約9段くらいになりますが、階段の位置と形状がわかれば、
3段ぐらいでも問題ありません。
一級の試験はプランニングが重要であることを心得ておくと、表現の細かい所は気にはならないと思います。
階段は最下階の表現と最上階の表現、及び縦穴区画に注意しましょう。
以上を描くことができたら、
後は描くべき事を描いていきます。
その前に、構造伏図と面積表、及び断面図の躯体などを仕上げる方が良いと思います。簡単に作成完了できる図面は、先に完了しておくと精神衛生上、安心です。
課題用紙でチェックしながら、
必要なものだけ描いていきます。
室名、面積、什器など
イスやテーブルは数指定がなければとりあえずは1つだけ描いておきます。
描いてるか描いてないかがチェックされるようなので…
植栽もまずは小さいものでもいいので描いておきます。
以上のように、できるだけ効率化して、簡単に描いていくと、作図時間が短縮できると思います。
次に、問題用紙を用いて、抜けが無いか、再度チェックします。
また、平面図と断面図、構造伏図で不整合は無いか?も合わせて、チェックします。
失格がないのが確認できれば、
こころもとない部分を追記していき、
それでも時間があまれば、点景等を描いて時間潰しをしてください。
間違っても、プランを見直そうなんて気を起こさないようにしましょう。決めたエスキースで最後まで突っ切ります。決定的な間違いが見つかった場合は、今までの人生のすべての知識を動員して、文言等で逃げるしかありません。
それよりも、細かい減点が無いように、
再度、チェックする事をオススメします。
失格が無くなっても、細かい減点が積み重なると痛手をくらうことがありますので…
練習中に、これだけ速く描けるようになっておくと、プラン(エスキース)にも余裕がで出てきて、まとまり易くなってくると思います。
エスキース編でも書きましたが、あくまで、
自分に合った手法を確立していくことが重要だと思います。
1.製図道具の作成及び準備
2.記述問題の攻略
3.作図編
作図スピードが断然早いのは、一般的にはフリーハンドです。但し、真っ直ぐな直線を描くことに慣れていない人にとっては、比較的長い直線は平行定規のほうが早く引くことができます。
そこで、平行定規で引くラインとその他フリーハンドで描くラインを決めておきます。
平行定規及び三角定規で描くもの
・通り芯及び通り芯寸法
・構造伏図
・テンプレートで柱を描く時には平定規を用い
テンプレートをスライドさせて描く。
柱型(800x800)はテンプレートを用いた方が速く描けると思います。
ポイントは同じ作業はできるだけまとめて行うことです。
例)
水平の通芯、垂直の通芯、寸法線、柱型等
構造伏図は見下げ図の場合は、梁の見えかかりはないので、梁幅は実際には破線で描きますが、過去の解答例で実線になっているものもあるので、実線で問題ないと思います。
見上げ図の場合は、こころおきなく実線です。
以上が描けたら定規類をしまって、フリーハンドに切り換えます。
まずは、外壁まわりから攻めていきます。
壁はダブル線の太線で描きます。
開口部はできるだけ柱間で単線の中線で描きます。柱から袖壁を出す必要はありません。
次に間仕切壁を攻めます。
できるだけマス目を利用して描きます。
例)扉幅は1マスを利用して1mm(壁厚200)など
次は階段、EVなど縦動線
通常は平面図の表現する高さのレベルは約1.5m内外の所、つまり、1階のバリアフリー階段の見えかかりのカットラインは、約9段くらいになりますが、階段の位置と形状がわかれば、
3段ぐらいでも問題ありません。
一級の試験はプランニングが重要であることを心得ておくと、表現の細かい所は気にはならないと思います。
階段は最下階の表現と最上階の表現、及び縦穴区画に注意しましょう。
以上を描くことができたら、
後は描くべき事を描いていきます。
その前に、構造伏図と面積表、及び断面図の躯体などを仕上げる方が良いと思います。簡単に作成完了できる図面は、先に完了しておくと精神衛生上、安心です。
課題用紙でチェックしながら、
必要なものだけ描いていきます。
室名、面積、什器など
イスやテーブルは数指定がなければとりあえずは1つだけ描いておきます。
描いてるか描いてないかがチェックされるようなので…
植栽もまずは小さいものでもいいので描いておきます。
以上のように、できるだけ効率化して、簡単に描いていくと、作図時間が短縮できると思います。
次に、問題用紙を用いて、抜けが無いか、再度チェックします。
また、平面図と断面図、構造伏図で不整合は無いか?も合わせて、チェックします。
失格がないのが確認できれば、
こころもとない部分を追記していき、
それでも時間があまれば、点景等を描いて時間潰しをしてください。
間違っても、プランを見直そうなんて気を起こさないようにしましょう。決めたエスキースで最後まで突っ切ります。決定的な間違いが見つかった場合は、今までの人生のすべての知識を動員して、文言等で逃げるしかありません。
それよりも、細かい減点が無いように、
再度、チェックする事をオススメします。
失格が無くなっても、細かい減点が積み重なると痛手をくらうことがありますので…
練習中に、これだけ速く描けるようになっておくと、プラン(エスキース)にも余裕がで出てきて、まとまり易くなってくると思います。
エスキース編でも書きましたが、あくまで、
自分に合った手法を確立していくことが重要だと思います。
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一級建築士 製図試験のクリティカルパス
【 製図編 】その1
1.製図道具の作成及び準備
まずは持ち込み可能なものを確認します。
「設計製図の試験」において
使用が認められる平行定規と型板について
その他、受験項目を注意深く読みサンスケやテンプレートを可能なかぎり加工やマーキングをします。
※最近では、
「目印としてマークしたり、シールを貼ったテンプレートの使用は認めません。」
という規定が追記が追記されています。
シールは不可とありまが、透明のセロテープは不可とされていないので、
使用しない予定の部分はセロテープふさいでおいても可能かもしれません。
その他、以下に示すのは参考ですが、
自分の一番なれた道具を用いるようにしましょう。
①シャープペンシル
筆圧の弱い方は、濃いものをオススメします。(Bぐらいでよい)
濃い芯は折れ易いので、太めのもの 0.7 ~ 0.9 とします。芯のすべりがよい Hi - UNI とかがいいと思います。




②三角スケール
通り芯寸法等を描く用に30センチのものを用意します。
細かい部分を描くために、15センチのものも用意しておきます。
細かい部分は、実際はフリーハンドをおすすめしますが...
【注意!】
以前は、
30センチのものは、7m毎にマーキング
6m毎に色分けしてマーキングすることを
ススメていましたが、
サンスケについても、
「定規やテンプレート、三角スケールに目印としてマークしたり、
シールを張ったものの使用は認めません。」
という規定が追記されているので注意が必要です。
文字の色を変更してみるのは、規定内でしょうか?
目印に相当するとみられるとNGです。
バリアフリー階段、バックヤード階段の踏み面ラインの
書き込みぐらいまでは問題ないと思います。
と以前はススメてましたが、
現在はNGのようです。
③テンプレート
使用不可のテンプレートがあるので注意
【試験持ち込み可のテンプレート】


テンプレートについても、以前は
想定している柱サイズ 800角等にマーキングをしてわかりやすくしておく。
或いは、間違わないように、使わない部分はメンディングで閉じておくのも手です。
とススメていましたが、
マークやシールはNGとなっていますので、注意が必要です。
④コンパス
屋外広場等に10mの円が内接する。。
などの要求がある場合があるので、準備しておきます。
或いは、大円を描ける規定のテンプレートを用意するか、
大円をフリーハンドで描く練習はしておく必要があります。
⑤時計
規定には記載されていませんが、
試験用のカスタマイズしてみます。


シチズン 約¥1,000 程度
試験用に購入しておき、
それに時間配分をマーキングしておく。
エスキース 〇〇分
文章問題 〇〇分
作図 〇〇分
見直し 〇〇分 などなど
まずは環境の準備ですが、
少しの事の積み重ねによって、トータルでの時間確保につながります。
まずは環境設定から入る。
仕事の合理化のひとつです☆彡
1.製図道具の作成及び準備
まずは持ち込み可能なものを確認します。
「設計製図の試験」において
使用が認められる平行定規と型板について
その他、受験項目を注意深く読みサンスケやテンプレートを可能なかぎり加工やマーキングをします。
※最近では、
「目印としてマークしたり、シールを貼ったテンプレートの使用は認めません。」
という規定が追記が追記されています。
シールは不可とありまが、透明のセロテープは不可とされていないので、
使用しない予定の部分はセロテープふさいでおいても可能かもしれません。
その他、以下に示すのは参考ですが、
自分の一番なれた道具を用いるようにしましょう。
①シャープペンシル
筆圧の弱い方は、濃いものをオススメします。(Bぐらいでよい)
濃い芯は折れ易いので、太めのもの 0.7 ~ 0.9 とします。芯のすべりがよい Hi - UNI とかがいいと思います。
②三角スケール
通り芯寸法等を描く用に30センチのものを用意します。
細かい部分を描くために、15センチのものも用意しておきます。
細かい部分は、実際はフリーハンドをおすすめしますが...
【注意!】
以前は、
30センチのものは、7m毎にマーキング
6m毎に色分けしてマーキングすることを
ススメていましたが、
サンスケについても、
「定規やテンプレート、三角スケールに目印としてマークしたり、
シールを張ったものの使用は認めません。」
という規定が追記されているので注意が必要です。
文字の色を変更してみるのは、規定内でしょうか?
目印に相当するとみられるとNGです。
バリアフリー階段、バックヤード階段の踏み面ラインの
書き込みぐらいまでは問題ないと思います。
と以前はススメてましたが、
現在はNGのようです。
③テンプレート
使用不可のテンプレートがあるので注意
【試験持ち込み可のテンプレート】
テンプレートについても、以前は
想定している柱サイズ 800角等にマーキングをしてわかりやすくしておく。
或いは、間違わないように、使わない部分はメンディングで閉じておくのも手です。
とススメていましたが、
マークやシールはNGとなっていますので、注意が必要です。
④コンパス
屋外広場等に10mの円が内接する。。
などの要求がある場合があるので、準備しておきます。
或いは、大円を描ける規定のテンプレートを用意するか、
大円をフリーハンドで描く練習はしておく必要があります。
⑤時計
規定には記載されていませんが、
試験用のカスタマイズしてみます。
シチズン 約¥1,000 程度
試験用に購入しておき、
それに時間配分をマーキングしておく。
エスキース 〇〇分
文章問題 〇〇分
作図 〇〇分
見直し 〇〇分 などなど
まずは環境の準備ですが、
少しの事の積み重ねによって、トータルでの時間確保につながります。
まずは環境設定から入る。
仕事の合理化のひとつです☆彡