構コメ 座屈
構造コメンタール
1.6 座屈
重要ポイント
1.座屈現象
圧縮力を受ける部材は、材料の圧縮強度に達する前でも、
荷重がある限界に達すると、急激に湾曲し、
横方向にはらみだして壊れる「座屈現象」が起こる。
2.弾性座屈荷重
材料の弾性範囲で起こる座屈を弾性座屈といい、
座屈が発生する時点の荷重を
弾性座屈荷重またはオイラー座屈荷重という。
Pe、Pcrなどと表す。
Pe = π2EI/ℓk2
ℓk:座屈長さ
座屈長さは部材長ℓと座屈長さ係数γとの積
ℓk = γℓ
※断面積は関係してい記事の管理ないことに注意
3.強軸、弱軸のある断面
4.座屈長さ
端部が固定・ピン・自由と、
端部の水平移動が拘束・自由の組合せで
決まる座屈形状(座屈モード)により座屈長さが異なる。
5.ラーメン架構の柱の座屈
ブレース構造の柱は柱頭の移動がないものと考える。
純ラーメン構造の柱は座屈止めがない場合、
柱頭部が移動可能と考える。
節点の移動のない骨組の場合、
(柱の座屈長さ ℓk )≦ (階高 h )
また、水平移動があるラーメン構造では
ℓk > h
☆構造設計 の基本理解と暗記に役立つ本
ゼロからはじめる建築の「構造」入門
1.6 座屈
重要ポイント
1.座屈現象
圧縮力を受ける部材は、材料の圧縮強度に達する前でも、
荷重がある限界に達すると、急激に湾曲し、
横方向にはらみだして壊れる「座屈現象」が起こる。
2.弾性座屈荷重
材料の弾性範囲で起こる座屈を弾性座屈といい、
座屈が発生する時点の荷重を
弾性座屈荷重またはオイラー座屈荷重という。
Pe、Pcrなどと表す。
Pe = π2EI/ℓk2
ℓk:座屈長さ
座屈長さは部材長ℓと座屈長さ係数γとの積
ℓk = γℓ
※断面積は関係してい記事の管理ないことに注意
3.強軸、弱軸のある断面
4.座屈長さ
端部が固定・ピン・自由と、
端部の水平移動が拘束・自由の組合せで
決まる座屈形状(座屈モード)により座屈長さが異なる。
5.ラーメン架構の柱の座屈
ブレース構造の柱は柱頭の移動がないものと考える。
純ラーメン構造の柱は座屈止めがない場合、
柱頭部が移動可能と考える。
節点の移動のない骨組の場合、
(柱の座屈長さ ℓk )≦ (階高 h )
また、水平移動があるラーメン構造では
ℓk > h
☆構造設計 の基本理解と暗記に役立つ本
ゼロからはじめる建築の「構造」入門
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