施工 コメント 土工事
1.3.3 土工事
重要ポイント
1.掘削に伴う土の容積増加
①砂質土:1.1~1.2倍になる。
②粘土質:1.25~1.35倍になる。
2.根切り
①一般的に、
1.5m以上の根切り工事を行う場合、
山留めを設けなければならない。
②山留め壁がある場合の掘削は、
中央部から両側へ向かって掘削していく。
3.手掘りによる掘削高さと法面勾配
①岩盤・硬い粘土からなる地山
5m未満または90度以下
5m以上は75度以下
②砂からなる地山:
35度以下または5m未満
4.排水
①かま場排水工法
・かま場と称する排水ピットに
水中ポンプを設置して排水する工法。
・根切り底に溜まる雨水の排水に適する。
②ディープウェル工法
径25~45㎝のストレーナーを有する管を土中に挿入し、
高揚程のポンプで排水する工法。
③ウェルポイント工法(強制排水工法)
・ライザーパイプの先端にウェルポイントと称する
集水管を取り付けた揚水管を地下水面下に多数打込み、
真空ポンプを用いて地下水を強制的に汲み上げ
排水する工法
・粘性土地盤より砂質地盤に適する。
・掘削斜面からの湧水の処理に適する。
④リチャージ工法
ディープウェルで汲み上げた水を戻す工法。
・地盤沈下を抑える。
・下水道料金がかからない。
5.床付け・埋戻し・盛土
①床付け:
機械掘削は、床付け面30㎝程度を残し、
最後の30㎝は手堀り、又は爪がない特殊バケットで仕上げる。
②埋戻し:
転圧・水締めなどは、30㎝程度ごとに行う。
③盛土:
転圧などは、30㎝程度ごとに行う。
6.山留め工法の分類と概要・特徴

7.支保工の設置
①腹起しの継手は、
火打ちばりの内側(切ばりと仕口付近を除く)
または近くなど、曲げモーメントの小さい位置に設ける。
②切ばりの継手は、交差部の近くに設ける。
③構面内外の座屈が生じないように、
各支保工の結束はしっかり行う。
④鋼材(リース材)の許容応力度は、
長期許容応力度と短期許容応力度との
平均値以下とする。
⑤支柱は十分な安全性を確認した上で、乗入れ構台の支柱と兼用できる。
重要ポイント
1.掘削に伴う土の容積増加
①砂質土:1.1~1.2倍になる。
②粘土質:1.25~1.35倍になる。
2.根切り
①一般的に、
1.5m以上の根切り工事を行う場合、
山留めを設けなければならない。
②山留め壁がある場合の掘削は、
中央部から両側へ向かって掘削していく。
3.手掘りによる掘削高さと法面勾配
①岩盤・硬い粘土からなる地山
5m未満または90度以下
5m以上は75度以下
②砂からなる地山:
35度以下または5m未満
4.排水
①かま場排水工法
・かま場と称する排水ピットに
水中ポンプを設置して排水する工法。
・根切り底に溜まる雨水の排水に適する。
②ディープウェル工法
径25~45㎝のストレーナーを有する管を土中に挿入し、
高揚程のポンプで排水する工法。
③ウェルポイント工法(強制排水工法)
・ライザーパイプの先端にウェルポイントと称する
集水管を取り付けた揚水管を地下水面下に多数打込み、
真空ポンプを用いて地下水を強制的に汲み上げ
排水する工法
・粘性土地盤より砂質地盤に適する。
・掘削斜面からの湧水の処理に適する。
④リチャージ工法
ディープウェルで汲み上げた水を戻す工法。
・地盤沈下を抑える。
・下水道料金がかからない。
5.床付け・埋戻し・盛土
①床付け:
機械掘削は、床付け面30㎝程度を残し、
最後の30㎝は手堀り、又は爪がない特殊バケットで仕上げる。
②埋戻し:
転圧・水締めなどは、30㎝程度ごとに行う。
③盛土:
転圧などは、30㎝程度ごとに行う。
6.山留め工法の分類と概要・特徴

7.支保工の設置
①腹起しの継手は、
火打ちばりの内側(切ばりと仕口付近を除く)
または近くなど、曲げモーメントの小さい位置に設ける。
②切ばりの継手は、交差部の近くに設ける。
③構面内外の座屈が生じないように、
各支保工の結束はしっかり行う。
④鋼材(リース材)の許容応力度は、
長期許容応力度と短期許容応力度との
平均値以下とする。
⑤支柱は十分な安全性を確認した上で、乗入れ構台の支柱と兼用できる。
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