施工 コメント 防水工事
1.3.11 防水工事
重要ポイント
1.メンブレン防水
①メンブレン防水
メンブレン防水とは、不透水性皮膜を形成する防水で、
アスファルト防水・改質アスファルト防水・
合成高分子系シート防水・塗膜防水がある。
②下地形状
入隅は、アスファルト防水の場合は
通りよく三角形の面取り(丸面も可)とする。

2.アスファルト防水工事:絶縁工法のポイント
①工事現場において、
粘着層付改質アスファルトシートの剥離紙などを
はがして下地と改質アスファルトシート相互を
粘着一体化させるものであり、
工事現場での省力化を図った工法である。
②露出防水絶縁工法では、
下地の湿気を逃がすために、脱気装置を設ける。
3.アスファルト防水工事:施工法
①アスファルトの溶解温度の上限は、
アスファルト製造業者の指定する温度とする。
②ルーフィング類の重ね幅は、
長手および幅方向とも100mm程度とする。
③成形伸縮調整目地材の割付けは、
縦・横の間隔3m程度、
立上りパラペット周辺の際
および塔屋などの立上り際から
600mm以内の位置とする。
④成形伸縮調整目地材は、防水層上面の絶縁シートから
保護コンクリート表面に達するものとする。
4.改質アスファルトシート防水工事
①改質アスファルトシートの張付け
・改質アスファルトシート相互の重ね幅は、
長手・幅とも100mm以上として
水勾配に逆らわないように接合する。
・出隅・入隅角には、あらかじめ200mm角程度の
増張り用シートを張り付ける。
5.合成高分子系シート防水工事
①原則として、水上側のシートが
水下側のシートの上になるように張り重ねる。
シートの接合幅は、
加硫ゴム系シート防水・エチレン酢酸ビニル防水では、
100mm以上、
塩化ビニル樹脂系シート防水では、
40mm以上とする。
②引張りを与えると、接合部が開いてしまうので、
引張りは与えないように注意する。
6.塗膜防水工事
①塗膜防水材料
ウレタンゴム系防水材、アクリル系防水材、
ゴムアスファルト系防水材などがある。
②補強布
補強布の重ね幅は、50mm程度とする。
7.シーリング防水工事
①用語
プライマー:
被着面とシーリング材との接着性を良好にするために
塗布する材料
マスキングテープ:
被着体の汚染防止と目地縁を通りよく仕上げるために
使用する保護テープ。
マスキングテープは、シーリング材のへら仕上げ後、
直ちに撤去する。
②目地設計
・ワーキングジョイントとは、パネル目地のように、
被着体の動きが予想されるジョイント。
その場合、シーリング材の損傷を防止するために、
2面接着とする。
・3面接着を避けるために、
バックアップ材およびボンドブレーカーが用いられる。

重要ポイント
1.メンブレン防水
①メンブレン防水
メンブレン防水とは、不透水性皮膜を形成する防水で、
アスファルト防水・改質アスファルト防水・
合成高分子系シート防水・塗膜防水がある。
②下地形状
入隅は、アスファルト防水の場合は
通りよく三角形の面取り(丸面も可)とする。

2.アスファルト防水工事:絶縁工法のポイント
①工事現場において、
粘着層付改質アスファルトシートの剥離紙などを
はがして下地と改質アスファルトシート相互を
粘着一体化させるものであり、
工事現場での省力化を図った工法である。
②露出防水絶縁工法では、
下地の湿気を逃がすために、脱気装置を設ける。
3.アスファルト防水工事:施工法
①アスファルトの溶解温度の上限は、
アスファルト製造業者の指定する温度とする。
②ルーフィング類の重ね幅は、
長手および幅方向とも100mm程度とする。
③成形伸縮調整目地材の割付けは、
縦・横の間隔3m程度、
立上りパラペット周辺の際
および塔屋などの立上り際から
600mm以内の位置とする。
④成形伸縮調整目地材は、防水層上面の絶縁シートから
保護コンクリート表面に達するものとする。
4.改質アスファルトシート防水工事
①改質アスファルトシートの張付け
・改質アスファルトシート相互の重ね幅は、
長手・幅とも100mm以上として
水勾配に逆らわないように接合する。
・出隅・入隅角には、あらかじめ200mm角程度の
増張り用シートを張り付ける。
5.合成高分子系シート防水工事
①原則として、水上側のシートが
水下側のシートの上になるように張り重ねる。
シートの接合幅は、
加硫ゴム系シート防水・エチレン酢酸ビニル防水では、
100mm以上、
塩化ビニル樹脂系シート防水では、
40mm以上とする。
②引張りを与えると、接合部が開いてしまうので、
引張りは与えないように注意する。
6.塗膜防水工事
①塗膜防水材料
ウレタンゴム系防水材、アクリル系防水材、
ゴムアスファルト系防水材などがある。
②補強布
補強布の重ね幅は、50mm程度とする。
7.シーリング防水工事
①用語
プライマー:
被着面とシーリング材との接着性を良好にするために
塗布する材料
マスキングテープ:
被着体の汚染防止と目地縁を通りよく仕上げるために
使用する保護テープ。
マスキングテープは、シーリング材のへら仕上げ後、
直ちに撤去する。
②目地設計
・ワーキングジョイントとは、パネル目地のように、
被着体の動きが予想されるジョイント。
その場合、シーリング材の損傷を防止するために、
2面接着とする。
・3面接着を避けるために、
バックアップ材およびボンドブレーカーが用いられる。

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