計画 コメンタール 居住施設
建築計画 コメンタール
■■ 重要ポイント ■■
§2.居住施設
1.低層集合住宅(接地型)
①テラスハウス:
各戸に専用庭をもつ連続住宅
②タウンハウス:
コモンスペース(供用の道路や広場、庭など)
をもつ低層集合住宅
2.中高層集合住宅(非接地型)
1)通路形式による分類

2)住戸断面形式による分類
①フラット型:
1住戸が1層で構成された形式。
限られた面積の有効利用ができる。
②メゾネット型:
1住戸が2層以上で構成された形式。
住戸内に階段を設けるため、比較的大規模な住戸に適する。
3.バルコニー
①バルコニーの手すりの高さは、1.1m以上とし、
手すり子の間隔は11㎝以下(内法)が望ましい。
また、足掛りとなる横桟は避ける
②バルコニーの効果
・室内空間の延長
・室内から外を見下ろしたときの不安感の緩和
・下からの視線の遮断
・日照調整(庇の効果)
・雨に対する庇の役割
・災害時の避難経路
・下階火災時の火勢の遮断
など
4.集合住宅の設計手法
①フロンテージセーブ
住戸の奥行きを深くして間口を狭くする計画手法。
低・中層住宅の場合は、
ライトコート(光庭)やライトウェル(光井戸)
を設けると、採光、換気等にある程度の効果がある。
②高階高住戸
住戸の階高を一般の住宅の1.5倍程度(4.5m程度)
確保することによって、居住空間と複層利用による
豊富な収納スペースをもつ形式。
③リビングアクセス型:
共用廊下側に居間を設け、
住戸内空間と外部空間をなじませる形式。
④二段階供給方式:
第一段階として、
住宅の構造部と階段や廊下等の共用部分を設計し、
入居者が決定した段階(第二段階)で、
内装、設備等について計画する方式。
第一段階をスケルトン、
第二段階をインフィル
としてSI方式という場合もある。
5.住生活の変化
①順応型プラン:
住戸の規模を変えないで、
住戸内部のDKや洋室等の間仕切りを変更できるようにし、
生活の経年的変化と入居者の多様な要求に対応するプラン。
②環境共生住宅
地球環境を保全する観点から、
太陽光発電・風力発電・雨水利用・ビオトープ
屋上緑化などを用いて
エネルギーや資源の利用、廃棄物処理などに配慮し、
また周辺の自然環境と調和し、
健康で快適に生活できるように工夫された住宅。
■■ 重要用語 ■■
□コア型住宅
ウォーターセクション(洗面・便所・浴室等)等のサービス空間を建物の中心に集約して配置し、そのまわりの居室のプランにフレキシビリティ(融通性)を持たせた独立住宅。
□コートハウス
塀や建物で囲まれた中庭(コート)を有する独立住宅。
部屋が中庭に開かれ、採光・痛風、プライバシーは確保しやすいが、街並みは閉鎖的になる。
□コーポラティブハウス
自ら居住のための住宅を建設しようとする者が組合を結成して、企画・計画から建設・管理まで行う共同組合運営方式の集合住宅。
□コレクティブハウス
個々のプライバシーを尊重しつつ、居住者の相互扶助活動を活かして、円滑な日常生活が営めるように、共同の食事室・調理室・託児室・洗濯室などの共用施設を住棟内に設けた協同居住型の集合住宅。
□アジャスタブルハウス
車いす使用者などの個々の障害に対応するため、可変間仕切や上下可動の衛生設備等を備えた住宅
■■ 重要ポイント ■■
§2.居住施設
1.低層集合住宅(接地型)
①テラスハウス:
各戸に専用庭をもつ連続住宅
②タウンハウス:
コモンスペース(供用の道路や広場、庭など)
をもつ低層集合住宅
2.中高層集合住宅(非接地型)
1)通路形式による分類

2)住戸断面形式による分類
①フラット型:
1住戸が1層で構成された形式。
限られた面積の有効利用ができる。
②メゾネット型:
1住戸が2層以上で構成された形式。
住戸内に階段を設けるため、比較的大規模な住戸に適する。
3.バルコニー
①バルコニーの手すりの高さは、1.1m以上とし、
手すり子の間隔は11㎝以下(内法)が望ましい。
また、足掛りとなる横桟は避ける
②バルコニーの効果
・室内空間の延長
・室内から外を見下ろしたときの不安感の緩和
・下からの視線の遮断
・日照調整(庇の効果)
・雨に対する庇の役割
・災害時の避難経路
・下階火災時の火勢の遮断
など
4.集合住宅の設計手法
①フロンテージセーブ
住戸の奥行きを深くして間口を狭くする計画手法。
低・中層住宅の場合は、
ライトコート(光庭)やライトウェル(光井戸)
を設けると、採光、換気等にある程度の効果がある。
②高階高住戸
住戸の階高を一般の住宅の1.5倍程度(4.5m程度)
確保することによって、居住空間と複層利用による
豊富な収納スペースをもつ形式。
③リビングアクセス型:
共用廊下側に居間を設け、
住戸内空間と外部空間をなじませる形式。
④二段階供給方式:
第一段階として、
住宅の構造部と階段や廊下等の共用部分を設計し、
入居者が決定した段階(第二段階)で、
内装、設備等について計画する方式。
第一段階をスケルトン、
第二段階をインフィル
としてSI方式という場合もある。
5.住生活の変化
①順応型プラン:
住戸の規模を変えないで、
住戸内部のDKや洋室等の間仕切りを変更できるようにし、
生活の経年的変化と入居者の多様な要求に対応するプラン。
②環境共生住宅
地球環境を保全する観点から、
太陽光発電・風力発電・雨水利用・ビオトープ
屋上緑化などを用いて
エネルギーや資源の利用、廃棄物処理などに配慮し、
また周辺の自然環境と調和し、
健康で快適に生活できるように工夫された住宅。
■■ 重要用語 ■■
□コア型住宅
ウォーターセクション(洗面・便所・浴室等)等のサービス空間を建物の中心に集約して配置し、そのまわりの居室のプランにフレキシビリティ(融通性)を持たせた独立住宅。
□コートハウス
塀や建物で囲まれた中庭(コート)を有する独立住宅。
部屋が中庭に開かれ、採光・痛風、プライバシーは確保しやすいが、街並みは閉鎖的になる。
□コーポラティブハウス
自ら居住のための住宅を建設しようとする者が組合を結成して、企画・計画から建設・管理まで行う共同組合運営方式の集合住宅。
□コレクティブハウス
個々のプライバシーを尊重しつつ、居住者の相互扶助活動を活かして、円滑な日常生活が営めるように、共同の食事室・調理室・託児室・洗濯室などの共用施設を住棟内に設けた協同居住型の集合住宅。
□アジャスタブルハウス
車いす使用者などの個々の障害に対応するため、可変間仕切や上下可動の衛生設備等を備えた住宅
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