計画 コメンタール 医療施設
建築計画 コメンタール
■■ 重要ポイント ■■
§5.医療施設
1.全体計画
①施設計画上、
外来部・診療部・病棟部・供給部・管理部
の5部門で構成される。

2.外来部
①診療科目ごとの患者特性および動線に配慮して
配置計画する。
②診察のための空間、待ちのための空間
に対するパライバシーへの配慮も重要。
(なかまち、そとまちなど)
3.診療部
①外来部と病棟部の中間に設置
②手術部は、汚染から完全に守られた無菌に近い状態
を必要とするため、他部門への通り抜け動線を
排除することが重要である。
また、外科系病棟、X線室、ICUなど
手術に関連性の強い諸室との連絡を重視し、
中央材料室は隣接させる。
4.病棟部
①病棟部の面積は、延べ面積の35~40%程度
②1看護単位の病床数は、
内科・外科で40~50床、産科・小児科で30床程度。
1フロアで2看護単位ぐらいが多い
③病室の出入口の幅は、
ストレッチャーなどの出入りのため1.2m以上が望ましい。
④ナースステーション(看護勤務室)は、
病棟中央部で、階段やエレベーター等の近くに設置。
⑤ ICU(集中治療室:Intensive Care Unit)は、
高度な設備によって、重症患者に、短期間で集中的に
治療・看護を行うユニット。
手術部に隣接させる。50~60m2/床程度以上必要。
⑥NICU(新生児用集中治療室)
病室の床面積(1床当たりの最低基準)
(個 室) (2人以上)
一般病 6.4m2/以上 6.4m2/以上
小児病床 6.3m2/超 6.4×2/3m2/以上
療養病床 6.4m2/以上(4床以下とする)
■■ 重要用語 ■■
□中央材料室
手術部・病棟部・外来部などで使う器材の滅菌を担当する室。
手術室の近くに設置する。
□PPC方式(段階看護:Progressive Patient Care)
患者を病状に応じて段階的に分け、
患者に合った看護の水準を確保し、
看護の質を高めるもの。
□PCU(緩和ケア病棟:Palliative Care Unit)
治療不可能な疾患の終末期にある患者および家族
のための緩和ケアを行う病棟
□SPD(物流管理センター:Supply Processing Distribution)
中央材料質を含め、病棟内で使う物品を
すべて一元的に管理・供給するセンター。
□LDRシステム(Labor Delivery Recovery)
陣痛、分娩、回復を一室で行うシステム。
□ADL訓練(日常生活動作訓練:Activities of Daily Living 訓練)
理学療法・作業療法の成果を進め、
日常の生活動作に応用する訓練。
□デイルーム
入院患者がくつろいだり、談話するためのスペース。
■■ 重要ポイント ■■
§5.医療施設
1.全体計画
①施設計画上、
外来部・診療部・病棟部・供給部・管理部
の5部門で構成される。

2.外来部
①診療科目ごとの患者特性および動線に配慮して
配置計画する。
②診察のための空間、待ちのための空間
に対するパライバシーへの配慮も重要。
(なかまち、そとまちなど)
3.診療部
①外来部と病棟部の中間に設置
②手術部は、汚染から完全に守られた無菌に近い状態
を必要とするため、他部門への通り抜け動線を
排除することが重要である。
また、外科系病棟、X線室、ICUなど
手術に関連性の強い諸室との連絡を重視し、
中央材料室は隣接させる。
4.病棟部
①病棟部の面積は、延べ面積の35~40%程度
②1看護単位の病床数は、
内科・外科で40~50床、産科・小児科で30床程度。
1フロアで2看護単位ぐらいが多い
③病室の出入口の幅は、
ストレッチャーなどの出入りのため1.2m以上が望ましい。
④ナースステーション(看護勤務室)は、
病棟中央部で、階段やエレベーター等の近くに設置。
⑤ ICU(集中治療室:Intensive Care Unit)は、
高度な設備によって、重症患者に、短期間で集中的に
治療・看護を行うユニット。
手術部に隣接させる。50~60m2/床程度以上必要。
⑥NICU(新生児用集中治療室)
病室の床面積(1床当たりの最低基準)
(個 室) (2人以上)
一般病 6.4m2/以上 6.4m2/以上
小児病床 6.3m2/超 6.4×2/3m2/以上
療養病床 6.4m2/以上(4床以下とする)
■■ 重要用語 ■■
□中央材料室
手術部・病棟部・外来部などで使う器材の滅菌を担当する室。
手術室の近くに設置する。
□PPC方式(段階看護:Progressive Patient Care)
患者を病状に応じて段階的に分け、
患者に合った看護の水準を確保し、
看護の質を高めるもの。
□PCU(緩和ケア病棟:Palliative Care Unit)
治療不可能な疾患の終末期にある患者および家族
のための緩和ケアを行う病棟
□SPD(物流管理センター:Supply Processing Distribution)
中央材料質を含め、病棟内で使う物品を
すべて一元的に管理・供給するセンター。
□LDRシステム(Labor Delivery Recovery)
陣痛、分娩、回復を一室で行うシステム。
□ADL訓練(日常生活動作訓練:Activities of Daily Living 訓練)
理学療法・作業療法の成果を進め、
日常の生活動作に応用する訓練。
□デイルーム
入院患者がくつろいだり、談話するためのスペース。
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