計画 コメンタール 商業施設
建築計画 コメンタール
■■ 重要ポイント ■■
§7.商業施設
1.事務所建築
1)レンダブル比
事務室の有効面積 / 延べ面積 × 100 [ % ]
①建築物全体の総床面積に対する割合:
65 ~ 75 %
②基準階床面積に対する割合:
70 ~ 85 %
2)コアシステム

3)基準階計画の基本
①柱スパンは、RC造では 6 ~ 8 mが経済的
②基準階の階高は、3.3 ~ 4.0 m 程度
天井高は、2.6 ~ 3.0 m程度
4)事務室の計画
①事務室1人当たりの床面積は 8~12m2程度。
会議室1人当たりの床面積は 2~5m2程度
②事務室の奥行は、片側採光の場合は10~15m程度
両面採光の場合は25~30m程度。
③ローパティションの高さ
110㎝:いすに座った状態でも見通しが利く
120㎝:いすに座った状態で見通しを遮る
④フリーアクセスフロアの高さは、一般に、8~15㎝程度。
5)エレベーター計画
①エレベーターの台数算定:
ピーク時(一般に朝の出勤時)5分間の利用数
によって決められる。
(台数の概算)
事務室面積 2,500~ 3,500m2に1台程度
②高層ビルの場合、
エレベーターを高層用、中層用、低層用などに分け、
各々にバンクを設けて、中間には乗り継ぎ階を設ける。
各ゾーンのサービスフロアは、15階以下とする。
③平面配置は1列に4台以下とし、
5台以上の場合は対面配置が望ましい。
④同一運行系列(1グループ)で対面配置する場合の
対面距離は、3.5 ~ 4.5 m程度。
低層用と高層用の2グループの場合の
対面距離は、6 ~ 8 m程度。
2.宿泊施設
①ホテルの客室の床面積
シングルルーム:約18m2程度
ビジネスホテル(S)約12~15m2程度
ダブルルーム:約20~30m2程度
ツインルーム:約30m2程度
②エレベーター1台当たりの客室数は、一般に,100~200室程度
3.劇場
①プロセニアムステージ:
客席と舞台の間にプロセニアムアーチという額縁を持つ形式。
②オープンステージ:
客席と舞台が同じ空間の中にある形式。
舞台がオープンなので、客席との一体感を生みやすい。
③アダプタブルステージ:
必要に応じて客席と舞台との関係を変化させ、
役目に応じて適切な空間を作り出せるように工夫された形式。
④客席の1席当たりの幅は 50㎝程度、
奥行き(背もたれ相互の間隔)は90〜100㎝程度。
⑤客席部分の1人当たりの床面積は、0.5〜0.7m2/人程度。
⑥多目的ホールの客席の気積は、5〜8m2/席程度。
⑦客席がら舞台までの距離の限界は、
人形劇など;15m
演劇など :22m
オペラなど:38m
4.店舗
①量販店の売場面積は、延べ面積の60〜65%程度。
②売場の主通路の幅は、2.7〜3.3m程度。
③エレベーターは待ち時間があるので、
客の8〜9割はエスカレーターを利用する。
④エスカレーターの勾配は、30° 以下。
5.駐車場計画
①斜め駐車は、直角駐車に比べ、
単位面積当たりの駐車台数は少なくなる。
②中央車路の幅は、斜め駐車に比べ、
直角駐車のほうが広く必要。

■■ 重要ポイント ■■
§7.商業施設
1.事務所建築
1)レンダブル比
事務室の有効面積 / 延べ面積 × 100 [ % ]
①建築物全体の総床面積に対する割合:
65 ~ 75 %
②基準階床面積に対する割合:
70 ~ 85 %
2)コアシステム

3)基準階計画の基本
①柱スパンは、RC造では 6 ~ 8 mが経済的
②基準階の階高は、3.3 ~ 4.0 m 程度
天井高は、2.6 ~ 3.0 m程度
4)事務室の計画
①事務室1人当たりの床面積は 8~12m2程度。
会議室1人当たりの床面積は 2~5m2程度
②事務室の奥行は、片側採光の場合は10~15m程度
両面採光の場合は25~30m程度。
③ローパティションの高さ
110㎝:いすに座った状態でも見通しが利く
120㎝:いすに座った状態で見通しを遮る
④フリーアクセスフロアの高さは、一般に、8~15㎝程度。
5)エレベーター計画
①エレベーターの台数算定:
ピーク時(一般に朝の出勤時)5分間の利用数
によって決められる。
(台数の概算)
事務室面積 2,500~ 3,500m2に1台程度
②高層ビルの場合、
エレベーターを高層用、中層用、低層用などに分け、
各々にバンクを設けて、中間には乗り継ぎ階を設ける。
各ゾーンのサービスフロアは、15階以下とする。
③平面配置は1列に4台以下とし、
5台以上の場合は対面配置が望ましい。
④同一運行系列(1グループ)で対面配置する場合の
対面距離は、3.5 ~ 4.5 m程度。
低層用と高層用の2グループの場合の
対面距離は、6 ~ 8 m程度。
2.宿泊施設
①ホテルの客室の床面積
シングルルーム:約18m2程度
ビジネスホテル(S)約12~15m2程度
ダブルルーム:約20~30m2程度
ツインルーム:約30m2程度
②エレベーター1台当たりの客室数は、一般に,100~200室程度
3.劇場
①プロセニアムステージ:
客席と舞台の間にプロセニアムアーチという額縁を持つ形式。
②オープンステージ:
客席と舞台が同じ空間の中にある形式。
舞台がオープンなので、客席との一体感を生みやすい。
③アダプタブルステージ:
必要に応じて客席と舞台との関係を変化させ、
役目に応じて適切な空間を作り出せるように工夫された形式。
④客席の1席当たりの幅は 50㎝程度、
奥行き(背もたれ相互の間隔)は90〜100㎝程度。
⑤客席部分の1人当たりの床面積は、0.5〜0.7m2/人程度。
⑥多目的ホールの客席の気積は、5〜8m2/席程度。
⑦客席がら舞台までの距離の限界は、
人形劇など;15m
演劇など :22m
オペラなど:38m
4.店舗
①量販店の売場面積は、延べ面積の60〜65%程度。
②売場の主通路の幅は、2.7〜3.3m程度。
③エレベーターは待ち時間があるので、
客の8〜9割はエスカレーターを利用する。
④エスカレーターの勾配は、30° 以下。
5.駐車場計画
①斜め駐車は、直角駐車に比べ、
単位面積当たりの駐車台数は少なくなる。
②中央車路の幅は、斜め駐車に比べ、
直角駐車のほうが広く必要。

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